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とある団地に住む主婦のブログです。
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ラフティング、一生の夢


富良野2日目、朝食後は予約していた「ちびっこラフティング」体験の集合場所へ。


ペンションのようなビジターセンターにて、各自水着とラッシュガードを着、ドライシューズやライフジャケット等、専用の装備を整える。体温調整が未熟な小さい子どもは着ていた方が良いと、Kは自前の半袖ラッシュガードの上に長袖ジャケットを着せられた。ちょっと暑そう。

今日は気温がかなりあがりそうですよ、とスタッフのお兄さん。それでも川の水はきっと冷たいんだろう。札幌にいた時もそうだったけど、ホテルの普通の水道水が驚くほど冷たい。富良野は札幌以上である。何もしていなくても生ぬるい上海の水とは大違い。

私とSさんにとっては3回目のラフティング。ラフティングというと一度や二度は川に落とされたりするものと思っている。が、今回我々が選んだのは3歳以上なら参加できる子供向けの半日プランで、結論から言うと川に落ちることはおろか、足以外ほとんど濡れることがなかった。



空知川を5キロだったかな?穏やかな流れの中をのーんびり進む。一つのボートに私たち家族と、もう一家族が相乗りになった。ちびっこはKも入れて全員で3人、ボートの先頭に座らされ、一人ずつパドルを持たされる。パドルは大人用より小さいとは言え、なかなかの重量である。Kが最後まで持っていられるだろうか、漕ぐ途中で川に落としたりしないだろうかと心配したが、親の心配を見越したようにインストラクターが「パドルは落としても大丈夫、拾えばいいですから」と言ってくれる。

川に出る前に幾つかの漕ぎ方と、危険な場面でのポジション(頭を下げるとか、ボートの中に座り込むとか)を教わった。持っていたパドルを指し、私はKに彼の名前の由来を聞かせたが本人はまだピンと来ないようであった。がんばって自分で漕いで進むんだぜ!

川下りの途中、ほんの少しだけ流れが急になっているところがあった。水面に小さな白い泡が認められる程度の流れ。インストラクターのお兄さんが上手に盛り上げてくれて、その大したことのない「急流」をきゃーきゃー言いながら通り過ぎる。全員がパドルをボートの中に収め、頭を下げ体を丸くして防御の態勢。

Kは誰よりも先に「滝だ、滝がくるぞーーー!」と叫び、インストラクターの指示が出る前に船の一番前でダンゴムシのように体を丸くしていた。同乗していた人たちから自主避難が早過ぎると笑われていた。

流れがより緩やかな浅瀬では一度船を降り、川底の石を拾ったり、生き物を捕まえたりして遊ぶ。ちょっと泳いでみてもいいですよ、と言われたが寒そうでほとんどの参加者は体を水につけなかった。朝いち晴れていた空も、この頃には雲が増えてきた。午後は雨が降るのかもしれない。

Kは何度も何度もインストラクターのお兄さんに「ここには何がいるの?」と聞いていた。そして、斜めに倒れかけている木がどうしてそうなっているのか、どうして川の真ん中に木の枝がたくさん集まっているのかなど、質問攻めにしていた。普段なかなか見られないものばかりだもんなあ。

昼頃にはラフティングは終わり、元のビジターセンターにバスで戻った。Kは前に「プリンセスソフィア」というディズニーアニメで、主人公たちが乗った船がめちゃくちゃな急流を滑っていくシーンを見たことがあって、ラフティングの話を聞いた時にはそれをイメージしていたらしい。もっと滝があれば良かった、全然怖くなかった、と余裕の感想。確かに穏やか過ぎて少し物足りないくらいだったかな。楽しかったけれど。

昼食はそのビジターセンターでそのまま事前予約していたダッチオーブンを使ったローストチキンを頂く。地元野菜をたっぷり使ったこの料理が、滅法美味かった。運動後(あんま動いてないが)という要素も手伝ってか、私にはこの旅行中いちばん美味しく感じられた。あまりにおいしくて、食後Sさんがキッチンでその調理の秘訣?を聞き出そうとしていたけれど、ダッチオーブンを使うこと以外はごくシンプルな作り方で、たぶん、本当に素材が良いのだろうと思う。富良野のにんじん、最高でした。



お腹がぱんぱんになるほど食べたけど、午後にはアイスやらカレーまんやらトウモロコシやら食べる我々。「とうもろこしを独り占めするのがKちゃんの一生の夢なの!」とずっと言っていたKは、富良野でその夢を叶えた。がじがじ食べ進めたものの、直前にいろいろ食べているもの、1本全部はさすがに無理だったね。



午後には小雨が降ったり止んだりの天気に。夕飯までの時間、宿の温泉を楽しんだり、マシュマロを囲炉裏で焼いて食べたり(また食べとる)して楽しんだ。Kは絵本のおさるのジョージで読んだキャンプ場の「焼きマシュマロ」がここで叶い嬉しそうだった。



夜はくまげらの「山賊鍋」をお座敷で。甘めの味噌味の鍋がなんとなく関西風の雑煮を思い出させて懐かしいような味。この日はもう、私たち全員明らかに食べ過ぎな一日だった。
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