とある団地に住む主婦のブログです。
静かな家
昨夜の風呂上り、Kが「この家はあまりにぎやかじゃないね」と言った。子供は元来そういうものなのかもしれないけれど、Kは時どき前後の脈絡が全くない発言をする。


賑やかじゃないと言われ、そうだなと自分も思った。基本的に家の中にはKと私しかいないし、私たちはおしゃべりはまあまあする親子なんではないかと思うけれど、どちらかと言えば「静かなタイプ」かもしれない。家のテレビにはSさんの趣味でスピーカーはじめ何だかよく分からない音響機器がつながっているが、Sさんがいなければ使うこともない。

Kに特定の音楽をYouTubeで流してと言われ時はたまにあるけれど、例えば音楽を流しながら作業をするという習慣もない。私自身、家事や作業をする時に音が流れているのは苦手である。(音楽を流しながら楽しく家事ができる人が少し羨ましい。母はこういうタイプだった)

音楽もない、しゃべる相手は二人きり。ちいさな兄弟姉妹はいない。父親は週末も含め最近は家にいない。・・・そんなわけで、「にぎやかじゃない」というのは全くその通りなのだった。

Kはどうしてそんな発言をしたのだろうか。聞くのを忘れていた。学校と比べたり、兄弟のいる友達のお家と比べたりしたのだろうか。その辺のところは分からない。



小学1年生の冬をKは生きている。上着を着るのを嫌がり、下校時はたいていジャケットをランドセルに無理矢理突っ込んでトレーナー姿で帰ってくる。今季Kも私も大きな風邪は引いていない。例年であれば、私たちは今くらいの時期から春先まで咳風邪に悩まされるのが定石だったけれど、今年はまだ大丈夫みたい。

小1の冬、年末年始というと、私は自分の子供時代の出来事で断片的に記憶していることがある。小1の夏に大阪から広島へ引っ越して、私にとってはそれは覚えている中で一番最初の引越しの記憶なんだけど、小1の年末年始は、その新居である広島から初めて大阪に帰省した、その時だ。

大阪市内には夏までいっしょに暮らした祖父母が住んでいて、そこに年末年始は私と妹(弟はまだ生まれていなかった)、両親が帰ったわけなんだけど、自分がよく覚えているのは正月明けに広島に帰る日のこと。

おばあちゃん子だった私は、広島に帰りたくなくて、居間のこたつのなかで籠城をきめこんでいた。考えてみれば、祖母は3歳かそれくらいの小さい頃から小学校に入学して半年までいっしょに暮らしていたごく身近な人だったし、一般的に言っても祖父母は孫に優しいものだしで、小1の自分には突然親しい相手と離れ離れに暮らすことは耐え難いことだったのだろう。

新生活に入ればそのうち日常にも慣れ、どんなに好きな相手でも物理的に離れれば祖母への親しみも悲しいかなどんどんと薄れていく。祖母が95を過ぎた今となっては年に1度会うか会わないか、正直に言えば今の祖母にあまり特別な思いはないのである。

それでも今、小1の正月のあの時のことを思い出すと胸が苦しくなるし、かわいそうだったな~と自己憐憫を覚えるのだから不思議だ。Kは今起きている出来事を将来、40過ぎたときにどんなふうに思い出すだろうか。
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