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とある団地に住む主婦のブログです。
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札幌の花火大会


旅行中に唯一行けそうだ、と事前に調べていた札幌真駒内の花火大会。

いわゆる日本の夏の風物詩的な花火大会とは違っていて、スタジアム内の有料席で見る炎と照明、音楽で演出が加えられた花火エンタテイメント・ショー。チケットを買わなくても外から見えると聞いていたけれど、たくさんの人出の中、観覧場所を探し回るのも大変かなと事前にネットで席を予約していった。

札幌市街地にあるホテルから、徒歩、地下鉄、シャトルバスと乗り継いで会場まで約30分強。スタジアムに着くころには空は夕焼け模様となっていた。水色とオレンジ、ピンク色が混じったような空の色は、日本にいるとなんてことないものだけど、上海で暮らすKにとっては新鮮だったよう。



日中はしゃぎすぎてすでに疲れ、Sさんに甘えて抱っこしてもらっていたKが空を見上げてなんか素敵なことを言っていた・・・・のは覚えているが、なんて言ってたか忘れてしまった!ただ、そうか~Kにはこの空はそんなふうに見えるんだねえと感心したことだけ覚えている。

会場の周りには屋台やら何やらたくさん出ていたようだけど、体力温存と思いすぐに予約していた席に行き、日が沈んでショーが始まるまでそこでおやつタイム(という名の時間つぶし)。残席数わずかのところでぎりぎり取れたアリーナ席は、打ち上げポイントから近すぎるからか、あまり小さな子供連れを見かけなかった。

20時、打ち上げ開始。いつもならベッドのK。眠くてぐずらないかと心配していたけれど、大丈夫だった。大きな音と光を前に、私たちは手を繋いで花火に見入っていた。あまりに近いので空で散らばった花火のかけらが自分のところへ落ちてくるんじゃないかと思うくらい。Kは一生懸命手を伸ばし、それをつかもうとしていた。(つられて私も)



いよいよ次はクライマックスですというアナウンスが流れたとき、Kが「おしっこ~」。でた!いや、まだ出てないけど今言うか。SさんがKを抱え、小走りで席後方のトイレへ。後で聞いたところ、トイレで用を足しながらKは「もう花火終わっちゃう?もう見れない?」と非常に心配していたそうだ。幸い、早めに戻ってこれて、怒涛のクライマックスを3人で堪能できた。道内最大級の2万発以上の花火、確かにすごかったです。ただ、最後の最後でなぜか風が止まってしまい、いちばんの見せ場が白煙に霞んで何だかよく分からなくなってしまったのは残念だった。

帰りの地下鉄は意外にも混雑しておらず助かった。ここで体力が途切れたK。優先座席に突っ伏したまま、深く眠ってしまった。抱き上げようとすると怒るので、そのままに。



ホテルで着替えさせても起きず、朝までぐっすり。

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