とある団地に住む主婦のブログです。
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夜の遊園地
2016.11.15 Tuesday
実は私もSさんも冬のイルミネーションにはさほど興味がなく、いっしょに暮らしてから二人でイルミネーションを観に行こうと出かけたことはない。
でもこの日の前日、どこへ遊びに行こうと相談しているときに、自宅からわりと近場の遊園地が某サイトの「イルミネーション全国ランキング」で神戸のルミナリエに続く2位と知り、ちょっと行ってみたくなったのだ。ルミナリエ、混雑が嫌で一回も行ったことないけど。
今回は滞在時間も長くなりそうだからと、親子3人ともフリーパスのチケットを購入し、午前中からKが好きそうな乗り物を中心に乗る。園内はほどほどの混み具合で、一番並んだのは45分くらい。ほとんどの乗り物が10分も並ばず。
靴を履いたらぎりぎり110センチのKは、今回遊園地で乗れるものが格段に増えて、いわゆる絶叫系の乗り物にも幾つか初挑戦した。最初、高さ25メートルくらい(数字で書くと大したことないが、地上かららせんになった階段をぐるぐる回ってたどり着くスタート地点はかなりの高さにあると感じる)の位置からタイヤに乗って滑り落ちる急流すべりは、Sさんがどうしても3人で乗りたい、大丈夫だから!とほぼ無理矢理乗せられたようなかんじで、Kは半泣きであった。
乗ってみるとさほどスピードも出ず、見た目より優しい乗り物だとすぐに分かったんだけど、Kはちょっとパニックになっているようで少しかわいそうだった。私といっしょで「妄想系怖がり」だからなあ。
それでも少し自信がついたのか、はたまた私と同じように「見た目よりは怖くなかったな」と内心気づいたのか、そこからは幾つか別のスリルがありそうな乗り物にもチャレンジできた。私もそういうものに乗るのは久しぶりで楽しかった。
この日は幸運なことにその前後数日と比べると、日中は暖かかった。Sさんがあったかいからとんとんがアイスを買ってあげようと言い、私とKに一つずつアイスを買ってくれた。それを私たちがもくもくと食べている間に、Sさんは一人でジェットコースターに乗りに行った。乗りたかったらしい。そして、帰ってきたときに『久しぶりに乗ったから酔った』と弱っていた。何やってんだ・・・
夕方、園内のうどん屋さんで簡単に夕飯を済ませ外に出ると、イルミネーションが点灯しており、確かにその数はちょっと今までみたことがないほどだった(単に私のイルミネーション経験値がないからかもしれないが)。
Kも興奮して、光に包まれた園内を歩きながら「サイコーみゃん!サイコーみゃん!」と繰り返していた。語尾に「みゃん」がつくのは、妖怪ウォッチに出てくる「トムにゃん」のせいである。
昼に乗ったミニコースター(写真上)も、敷地が真っピンクであった。センスがいいか悪いかは別として、その電球の数に圧倒される。早速そのコースターに3人で乗り込み、光の中をビューンと走る。ちなみに夜でも乗り物はさほど混雑しておらず、当然イルミネーション目当ての親子(小さな子も結構いる)はたくさんいるのだが、10分も待てば順番が回ってくるというありがたさ。
20時近くまでいただろうか。いつもは20時過ぎたら寝室に入るくらいの時間だ。会場を後にするとき、Kは後ろ髪を引かれるように「まだ遊びたかったなあ~」と何度も何度も言った。
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