とある団地に住む主婦のブログです。
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2024.11.23 Saturday
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父子も髪を切る
2015.11.14 Saturday
せっかくの土曜日だが空気が悪い。
それでもPM2.5の時間ごとの数値を表した折れ線グラフを見ていると11時現在、汚染のピークは過ぎたみたい。朝から真っ白だった空にも今は少し薄青さが透けて見える。
KとSさんは朝いちで髪を切りに美容院へ行った。いつも父子が世話になっているそこは、自宅から歩いて行けなくはない距離にあるが、今日はタクシーで行ってもらう。Kが昨晩「ちっちゃん明日はKちゃん髪の毛かわいくなってくるからね」と言った。
SさんはSさんでKが寝た後にしみじみと、(その美容院へ)行けるのも今回が最後かなあ、もう一回くらい行けるかなあ、Kがちっちゃい時からお世話になったなあなど、ぶつぶつ呟いていた。
散髪後はそば屋で落ち合い昼食を共にするつもりだったけれど、私の方が今日はタクシーがなかなかつかまらず外出が面倒にもなってきたので蕎麦はKとSさん二人だけで楽しんでもらうことにした。
**
入園当初と比べると、Kが幼稚園でクラスメイトのお友達と手紙交換や物々交換など、そういうやり取りをすることが増えた。今日は〇〇ちゃんからこんなのをもらったよ、と様々なものを見せてくれる。ガラス玉のようなもの、石、キャラクターのカード、お菓子のケース、元はお母さんの所有物と思われる洋服についていたらしきネームプレート、紙飛行機、ポチ袋に入ったお手紙などなど。
お友達はいろいろくれるんだねえと私が言うと、Kちゃんはにんきものだから、なんて本人は得意げである。手紙はたどたどしくも愛くるしい形のひらがなで書いてあるものもあれば、まだ字が書けないかわりに、たくさんの線で何かを表現しているものもある。Kはそれらの手紙を大切にして引き出しの中の「おてがみいれ」と名付けた黄色のポーチへしまっている。
一度KがWちゃんにお返事を書くのだといって、折り紙に真剣な顔で向かっていたことがあり、上からちらと見てみたらそこには「いし」と一言書いてあった。Kにとっては相変わらず不動の位置にある意味のある、自分が自信をもって書ける単語「いし」である。「いし」と書かれた手紙をWちゃんはどのような気持ちで受け取ってくれただろう。
さて、ひらがなと言えば、先だっての中国語講師派遣問題がひと段落し、その流れでひらがなの練習を夏以来再び始めたK。「ひらがながんばり表」に20個シールを貼れたらガチャガチャ1回できるというのにつられ、今のところ毎日少しずつ取り組んでいる。
ある時、Kが「おれ漢字書けるよ」と言うから、何だろうと聞いてみれば漢字の「七」と「三」を書いた。ちょうど七五三のお祝いを幼稚園でしてもらったばかりで、その時に覚えたらしい。おそらく、まだ数少ないKが何もお手本を見ないでかけるひらがなに「せ」があり、「七」はそれに似ていると気づいたのだろう。
KとSさんは朝いちで髪を切りに美容院へ行った。いつも父子が世話になっているそこは、自宅から歩いて行けなくはない距離にあるが、今日はタクシーで行ってもらう。Kが昨晩「ちっちゃん明日はKちゃん髪の毛かわいくなってくるからね」と言った。
SさんはSさんでKが寝た後にしみじみと、(その美容院へ)行けるのも今回が最後かなあ、もう一回くらい行けるかなあ、Kがちっちゃい時からお世話になったなあなど、ぶつぶつ呟いていた。
散髪後はそば屋で落ち合い昼食を共にするつもりだったけれど、私の方が今日はタクシーがなかなかつかまらず外出が面倒にもなってきたので蕎麦はKとSさん二人だけで楽しんでもらうことにした。
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入園当初と比べると、Kが幼稚園でクラスメイトのお友達と手紙交換や物々交換など、そういうやり取りをすることが増えた。今日は〇〇ちゃんからこんなのをもらったよ、と様々なものを見せてくれる。ガラス玉のようなもの、石、キャラクターのカード、お菓子のケース、元はお母さんの所有物と思われる洋服についていたらしきネームプレート、紙飛行機、ポチ袋に入ったお手紙などなど。
お友達はいろいろくれるんだねえと私が言うと、Kちゃんはにんきものだから、なんて本人は得意げである。手紙はたどたどしくも愛くるしい形のひらがなで書いてあるものもあれば、まだ字が書けないかわりに、たくさんの線で何かを表現しているものもある。Kはそれらの手紙を大切にして引き出しの中の「おてがみいれ」と名付けた黄色のポーチへしまっている。
一度KがWちゃんにお返事を書くのだといって、折り紙に真剣な顔で向かっていたことがあり、上からちらと見てみたらそこには「いし」と一言書いてあった。Kにとっては相変わらず不動の位置にある意味のある、自分が自信をもって書ける単語「いし」である。「いし」と書かれた手紙をWちゃんはどのような気持ちで受け取ってくれただろう。
さて、ひらがなと言えば、先だっての中国語講師派遣問題がひと段落し、その流れでひらがなの練習を夏以来再び始めたK。「ひらがながんばり表」に20個シールを貼れたらガチャガチャ1回できるというのにつられ、今のところ毎日少しずつ取り組んでいる。
ある時、Kが「おれ漢字書けるよ」と言うから、何だろうと聞いてみれば漢字の「七」と「三」を書いた。ちょうど七五三のお祝いを幼稚園でしてもらったばかりで、その時に覚えたらしい。おそらく、まだ数少ないKが何もお手本を見ないでかけるひらがなに「せ」があり、「七」はそれに似ていると気づいたのだろう。
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