とある団地に住む主婦のブログです。
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2024.11.23 Saturday
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髪を切る
2015.11.11 Wednesday
髪を切りに行った。2~3か月に一度同じ美容院へ通っている。
カットしかしないのであっという間に終わってしまうが、通う道も含め私にとってはリラックスできる大事な時間である。最寄り駅から美容院までのローカルストリート、しばらくぶりに歩くとこじゃれた飲食店が幾つか、新しくできていた。
期限があると分かったとたん、勝手なもので見るものすべて貴重に感じ、覚えておこうという気になる。(旅人心理か?)風が冷たくなってきた今日この頃なのに、新しくできたカフェのテラス席で読書しながら珈琲を飲んでるおしゃれ風中国人男子、散歩中の子犬とおばちゃんを足止めし、しゃがんで本気で犬をかわいがる警備員のおじさん、交差点の角の五金店の前で、丸々太った赤ちゃんを横抱きにして揺れている恰幅の良いおばさん。
キックボードに乗るブロンドヘアの兄妹と、そのお母さんが交差点を渡っていく。歩道に横付けされたサイドカー付きの大きな黒いバイク。今からどこかへお出かけのよう。運転するのは外国人のお兄さん、後ろに乗るのはおじいさん、サイドカーに乗るのは上品な雰囲気のおばあさん。何やら楽しそうな親子(たぶん)である。
蒸し系の小吃店の前では大きな蒸篭に三角の中華ちまきが並び、小さな小さな半地下店舗の八百屋(でも人は多かったもしやこんなところでも双一のセール?)の前を歩くと、すごく懐かしいやさいの匂いがした。大きな市場とはちょっと違う、中国の小さい八百屋の匂い、あれは何なんだろうな。あの匂いをかぐと、私はウルムチの大学の小区の中にあった小さい八百屋を思い出す。
そういう店でキャベツとにんじんを買って、卵をばら売りで買うのである、共同キッチンで簡単な自炊をするために。そんな八百屋の不思議な匂いと、天井からぶら下がる裸電球、それに壁に掛かっている買い物客用の、水色の薄い薄いポリ袋。上海から四千キロも離れてるのにいっしょだなんて!
美容院、帰国までにはもう一度行けるかな。次に行くときはプラタナスの葉が全部落ち切った頃だろう。
**
とうもろこしをかき揚げにするとおいしいと教えてもらい、夕飯は例の淡泊な味のとうもろこしの粒をそいで作ってみた。Kがとても気に入ったようだったので、明日のお弁当にいれてあげるねと私が言うと「もうね4個くらい入れて!Kちゃん4個くらい食べれるの」。4個も入れたらおにぎり入れるとこなくなっちゃうよと笑うと、「それでもいいの!」と言った。遅く帰ってきたSさんにその話をすると「あいつはいっつも『それでもいいの!』って言うねん」と苦笑していた。
日本の東へ行くか、西へ行くか、まだ決まらないがこれまでの引越しと大きく違うと自分で気づくのは、居住エリアを探すにあたって「地盤がやたら気になる」こと。たぶん私とSさんだけならそれほど気にはしないと思うんだけど、Kが就園年齢になり日中は親と離れることになるから、考えてしまうのである。
住んでいる人に話を聞くほか(周りにいる人は幸い地元がバラバラ、転勤族ばかりだから各地方について生の声が聞ける)、国土地理院の地殻変動量が分かる地図(11年の地震の際の状況がウェブで無料で見られる)をチェックしたりしていると、ここまでやる必要あるのかな?と思わなくもない。
結局、どんな災害にいつどこで遭うかは誰にも予測できることじゃないし。だけどまあ、まだ余裕がある今のうちにそういうのを確かめておこう。作業自体はそれほど苦ではない。むしろ・・・ちょっとたのしい??なぜだ。元地図旅行クラブ員(ただし1年だけ)の本領発揮か。
上の写真はカメの背中。
期限があると分かったとたん、勝手なもので見るものすべて貴重に感じ、覚えておこうという気になる。(旅人心理か?)風が冷たくなってきた今日この頃なのに、新しくできたカフェのテラス席で読書しながら珈琲を飲んでるおしゃれ風中国人男子、散歩中の子犬とおばちゃんを足止めし、しゃがんで本気で犬をかわいがる警備員のおじさん、交差点の角の五金店の前で、丸々太った赤ちゃんを横抱きにして揺れている恰幅の良いおばさん。
キックボードに乗るブロンドヘアの兄妹と、そのお母さんが交差点を渡っていく。歩道に横付けされたサイドカー付きの大きな黒いバイク。今からどこかへお出かけのよう。運転するのは外国人のお兄さん、後ろに乗るのはおじいさん、サイドカーに乗るのは上品な雰囲気のおばあさん。何やら楽しそうな親子(たぶん)である。
蒸し系の小吃店の前では大きな蒸篭に三角の中華ちまきが並び、小さな小さな半地下店舗の八百屋(でも人は多かったもしやこんなところでも双一のセール?)の前を歩くと、すごく懐かしいやさいの匂いがした。大きな市場とはちょっと違う、中国の小さい八百屋の匂い、あれは何なんだろうな。あの匂いをかぐと、私はウルムチの大学の小区の中にあった小さい八百屋を思い出す。
そういう店でキャベツとにんじんを買って、卵をばら売りで買うのである、共同キッチンで簡単な自炊をするために。そんな八百屋の不思議な匂いと、天井からぶら下がる裸電球、それに壁に掛かっている買い物客用の、水色の薄い薄いポリ袋。上海から四千キロも離れてるのにいっしょだなんて!
美容院、帰国までにはもう一度行けるかな。次に行くときはプラタナスの葉が全部落ち切った頃だろう。
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とうもろこしをかき揚げにするとおいしいと教えてもらい、夕飯は例の淡泊な味のとうもろこしの粒をそいで作ってみた。Kがとても気に入ったようだったので、明日のお弁当にいれてあげるねと私が言うと「もうね4個くらい入れて!Kちゃん4個くらい食べれるの」。4個も入れたらおにぎり入れるとこなくなっちゃうよと笑うと、「それでもいいの!」と言った。遅く帰ってきたSさんにその話をすると「あいつはいっつも『それでもいいの!』って言うねん」と苦笑していた。
日本の東へ行くか、西へ行くか、まだ決まらないがこれまでの引越しと大きく違うと自分で気づくのは、居住エリアを探すにあたって「地盤がやたら気になる」こと。たぶん私とSさんだけならそれほど気にはしないと思うんだけど、Kが就園年齢になり日中は親と離れることになるから、考えてしまうのである。
住んでいる人に話を聞くほか(周りにいる人は幸い地元がバラバラ、転勤族ばかりだから各地方について生の声が聞ける)、国土地理院の地殻変動量が分かる地図(11年の地震の際の状況がウェブで無料で見られる)をチェックしたりしていると、ここまでやる必要あるのかな?と思わなくもない。
結局、どんな災害にいつどこで遭うかは誰にも予測できることじゃないし。だけどまあ、まだ余裕がある今のうちにそういうのを確かめておこう。作業自体はそれほど苦ではない。むしろ・・・ちょっとたのしい??なぜだ。元地図旅行クラブ員(ただし1年だけ)の本領発揮か。
上の写真はカメの背中。
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