炊飯器で作った「ぐりとぐらのカステラ」。

今月は幼稚園でお遊戯会のようなものがあって、その時にぐりとぐらの劇をするみたいだ。Kは毎日「たまごをいれて、おさとういれて、こむぎこいれて、しゅしゅしゅのしゅしゅしゅで出来上がり♪」と歌っている。実際に作ってみたいと言うので、週末にいっしょに作った。オーブンがなくてもCOOKPADがあれば何とかなる。ちょっと焦げたけれど、Kは喜んで食べた。余りを冷凍して今週のKの朝ごはんにしている。

引越しのことをKにいつどんなふうに伝えようと、少し考えた。が、先日風呂に入っているとき、ふと今だなと思う瞬間があって、1月に日本へ引越すことを話す。ババの家やじっちゃんの家に泊まるのではなくて、日本の、まだどこになるかは決まっていないけれど、日本のどこかへお家をつくるんだよと。（賃貸だけど）

Kが持っているもの、私がもっているもの、Sさんが持っているものはすべて持っていくから、この（今の）おうちの外側は大きすぎて持っていけないけれど、そのほかは全部日本へ持っていくんだよというととりあえず納得、理解してくれたようだ。

Kは今自分が中国上海にいて、日本は時々行くところという理解はあるけれど、まだ「引越し」についてあやふやなところがある。春に市内での引越しを検討したときは何となく分かってはいたと思うが、あの時の様子を見る感じ、それはたぶん少しの寂しさを伴って理解していたはずだ。

私は自分のトラウマみたいなものがあるから、引越しに対してもしかしたら人より過敏になってしまうところがあるのかもしれない。それでもそれを差し引いたとしても、Kがスムーズに、できるだけ寂しさを感じずに次の生活にうつれるよう十分意識して行動したいなと思っている・・・。