とある団地に住む主婦のブログです。
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ふえる白髪ちゃん
2015.06.09 Tuesday
昔、実家の母が兵庫県のS市(当時はT郡T町)に引越した頃に急に白髪が増えたものだと言っていた。その理由として、それまで専業主婦だったのがパートを始めてストレスを感じるようになったからだと。
当時私が中学の3年生、母がちょうど今の私と同じ37歳の頃の話である。全然、ストレスなんかじゃない。普通に白髪が増える歳になったからだよお母さん・・・
今朝Kを送り出す前、鏡の前で合わせ鏡をしていると、自分の後ろ頭の異変に気付いた。後頭部から一本、短めの白髪がピヨンと立っている。これはまずい。慌てて毛抜きを引き出しから出して白髪を抜くことにした。
先に靴を履き、幼稚園リュックを背負ったKがどうしたの?と聞いてきたので、説明する。頭に白い髪がときどき生えてきて困ってるんだよ~、かっこわるいから抜いちゃうね。するとKはとても驚いたような顔をしてええー!?と叫び、アナがエルサにされたみたいだね!かっこいいよと言った。
Kの反応にお礼を言いつつ、私が「でもねえ、白い髪どんどん増えてくるから嫌だなあ」と素直な感想をもらすと、Kは「ちっちゃんの髪の毛がぜんぶ白くなっても可愛いよ」と。本当に?かっこわるくない?かっこわるくないよ。すごく可愛いよ。・・・これは何という萌え!思わず駆け寄り抱っこする。Kちゃんありがとう大好きだよ。Kちゃんも大好きだよどういたしまして。
近頃の私とKは仲が良い。Sさんにもよく「あなたたちなかよしね」と言われている。お互い離れている時間が前より増えて、それでかえって蜜月な季節到来なのかもしれない。
ちょっとしたきっかけでKの赤ちゃん期を思い出す機会があった。振り返れば辛いなあ、面倒くさいなあと思うことのほうが多かった。(それがたとえもう二度と戻ってこない貴重な時間で、家族みな健康でいられる有難い日々だったと理解した今思ってみても)何となく赤ちゃんのKをかわいい・・・よね?、とは思っていたけれど、今のほうがずっと何百倍もかわいいと思えるなあ。
いま私の周りにはたまたま子だくさんのお母さんが多い。二人目、三人目の小さな子どもを愛おしそうに育てている友人たちを見ていると、とてもまぶしい。赤ちゃんだったKをあんなふうに自分は慈しんであげられなかったなあと、少し残念に思う。そういえば上海に来る直前、Kが4か月頃にも突如「かわいがるってそういうことか」と気付いた瞬間があったのだった。母性の欠如?性格の問題?とにかく私は気づくのが毎度おそい。
写真は上海に初めてできたニトリ、の階下にあるメイソウ、の前にいた偽物のやつ。
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