好きだからか、Kの工作の腕が日々上がっている気がする。（平均と比べてとかじゃなく彼の中で）

ある時『カーキャリアレッシャ―の腕』を作るんだと言って、ステンレスラックでできた玩具棚の『こうさくのざいりょうケース』からラップの芯とキッチンペーパーの芯を持ち出した。似たような形状だが、太さが微妙に異なっている。カーキャリアレッシャ―の腕というのは、縦にどーんと長い。そこでKはその二本の筒を、セロハンテープで縦に繋げようとしていたのだが、太さが違うから難しいだろうなあと私は横目で見ていた。いつものようにできなくてイラッと来て泣いてしまうだろうか。

ところが、予想に反しKは少しずつたくさんのテープを貼りつけていき、最終的には二つの筒をまっすぐつなげることに成功したのだった。テープの使用量は半端なく多いけれど、振り回しても折れないくらいに丈夫についている。Kちゃん一人でできたよ～と本人得意げ。

Kに使わせるテープの種類を変えたのも良かったみたい。帰国した時に日本でニチバンのテープを取り寄せ持って帰ってきた。ホルダーは子どもでも握りやすく、刃が独特の形で切り取りやすい。これまで使っていた100均のテープと比べると大人でも使いやすいと思った。



替えのテープをどんと大人買いしてきたから、これからもどんどん製作に勤しんでもらおう。（捨てるタイミングが難しいけれど）上の写真は画用紙を切り取って作った「ちっちゃん」。最初にズボンだよ～と下半身から作って、それぞれのパーツを別々に作ってから合体させた。写真を撮ったあと、顔の中身も書いてくれた。

今夜Kは「おにいちゃんになって、ちっちゃんとお買い物にいく夢」を見るらしい。昨日は「ショーロンポーのぷよんぷよんのところを食べる夢」だった。小さい頃には食べていた小籠包を食べれなくなって久しい先日、急に小籠包の皮だけ再び好きになった。ぷよんぷよんで少々大き目の小籠包がKの好み。