先日自然博物館へ行ったとき、エスカレーターを降りる先に「らくだ」の展示があった。

それを見てSさんがあっらくだだ！とKに言い、「ちっちゃんはねぇ、らくだの街に住んでいたことがあるんだよ」と言った。確かに街中には（観光客お相手のらくだが）居たけども・・・そんなあほな。Kは信じていないようだった。

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とある登園日の朝、家を出る前にKが起きてからまだ一度もトイレに行っていないことに気付く。Kは頑なに今はしたくない、大丈夫と言う。でもさあ、バスの中でしたくなったらどうするの？したくならない、大丈夫。バスのお友達のなかで急におしっこ行きたいって言う子いままでいた？うん、いたよ、〇〇組さんとか。ああ～小さい子はそうだよね、トイレ急に行きたくなる子もいるもんね。

そういう時どうするの？バスのアーイーがトイレ連れてってくれるの？と私が聞くと、「ううん、アーイーが『ぶくろ』をもってるんだよ、それにおしっこをするんだよ～」とK。そうか～！！ブクロかぁ、ブクロねーー！と相変わらず袋をブクロと呼ぶKの言い方に私が爆笑していると、「袋におしっこ」のこと自体に母がウケたと思ったのかKまで大笑い。結局この日、幼稚園につくまでKは催さなかったらしい。ブクロにおしっこしなくて済んでよかったね。

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園で弁当を食べる時は、普通のお箸を練習しつつ、まだフォークを中心に使うK。家では今もエジソン箸、いわゆるしつけ箸を使っている。が、先日の夕飯時、たまたまエジソン箸が食卓に用意できない状態にあり、Kに聞くと「お兄ちゃん箸でもいいよ」と言うので普通の箸を渡してみた。

おぼつかない手つきながらも何とか茶わんのご飯を箸で口に運んでいる様子を見て、わーすごいね、さすが幼稚園のお弁当のとき練習してるだけあるね、お兄ちゃん箸けっこう上手いんだね、と褒めた。すると、Kは首をぶんぶん縦に振りながら、「うんうんうんうん、でも、ごはんはしないけどね」と言う。

そうだね、いつもお弁当はご飯じゃなくておにぎりにしてるもんね、と私が応えると、「うんうんうんうん、でもね、最初にソーセージを・・・」、うんうん、「さして食べるの」ハハッ、お箸でさすんだ、ソーセージ箸で挟まないでさすんだ、（箸の練習にならねぇ～）と意外な答えに私が笑っていると、Kはそうだよ、と言って「あのね、5歳くらいになったら挟むの」と続けた。「4歳は～さすの、5歳になったらはさむの」。『5歳になったら挟む』の言葉が何となく面白くてにやにやしてしまう。


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タクシーでKと二人、外出先から帰ってくる際に車窓から、交差点の向こうに大きな映像スクリーンを見た。ミスチャイナだかなんだか、何人かよくわからないけれど、髪の長いきれいな女の人が数人、セクシーな衣装で舞台を歩いている映像。

Kが「あの女の人たち、このあいだプールパーティーで見たよ」と言う。夏の終わり、家族で参加したプールパーティーには、確かにどこからか派遣されたような水着ギャル（死語？）が大勢来ていて、踊ったり酒を飲んだりして雰囲気を盛り上げていた。映像の女性と似ていないこともない。

会場にいた時は何も言わなかったけど、ちゃんとどんな人がいるかKなりにチェックしていたんだなあと感心していると、続けてKが「あの服、お腹が見えてるよ、変だね、お腹冷えちゃうのにねぇ、だめだよねぇ！」と指摘した。気になっていたのはそっちか、と再び妙に感心する。

写真は8月、Kと二人で行った海遊館でみたクラゲ。