とある団地に住む主婦のブログです。
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0と1の世界
2015.04.09 Thursday
Kがお昼に「たこの入ってるやつ」を食べたいというので、久しぶりに公園近くにあるたこ焼き屋へ出かけた。スマホに表示された気温は13度、でも陽の当たる場所を歩くと数字以上に暖かく感じる。上着を脱いで歩いた。
たこ焼き屋の前に来ると、ちょうど休憩を取ろうと店を出てきた顔なじみの女性スタッフにばったり。久しぶりだねえ、背高くなったね~とKを見て言い、店内にいたもう一人のスタッフに「休憩もうちょっと後で行くわ」と声をかけ再び中に入った。
8個入りのたこ焼きを二箱注文。さっきの彼女に、ごめんね、休憩行くところだったんでしょと言うと彼女は作業をしながら、全然良いの!とニコニコしてくれた。Kがここで初めてたこ焼きを食べたのは幾つの時だったろうか。歩くことはできてもまだまだベビーカーが必要な時期だった気がする。そういえば、どんなに好きな食べ物でも気まぐれに嫌いになりやすいKだけど、たこ焼きは一貫してずっと好きだ。子どもに食べさせる量としては結構多めに頼んでいるようで、いつも「そんなにこの子が食べれるの?」と聞かれてしまう。
今日も店の前のテラス席で(というほどおしゃれなものでは決してないが)、8個入りのたこ焼きをぺろっと平らげた。以前はタコは少し硬いようで食べきれなかったのに、今日は特に気にするでもなくそのまま食べた。Kは「これとっても美味しいんですけど!」と言った。私たちが食べ始めてすぐ、さっきの彼女は休憩するため店から出ていった。ありがとう。
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Kが書く手紙は今のところずっと「0」か「1」で構成されている。まるで二進法、コンピューターの世界のようだ。今日も塗り絵の裏紙に私への手紙を書いてくれた。「ちっちゃんにあげるんだから、ちっちゃんは見ちゃだめだよ。目つぶって!」というくせに、0と1を記す間に何を書いているかKは声に出してしまうから中身がバレバレである。
今日の「0101101011001」には「ちっちゃんへ もしきみが ぶっちこわされたら、助けてあげる、よ」と書いてあったらしい。乱暴とやさしさの入り乱れた文面に吹き出しそうになりながら、Sさんにも報告しようとその場でメモ。手紙は4つに折りたたまれ、シールで封をされたうえ、私があげたマイメロディの小封筒(お年玉袋)に入れられて私に渡された。わあありがとう、お手紙うれしいな~と受け取って読んだ後、「大切にとっておくね」と封筒ごともらおうとしたら、封筒はくれないらしい。変なところでけちんぼ。
お年玉袋と言えば。Kは封筒のようなものを示して「ブクロ」と呼ぶ。なぜか濁音便。しかもアクセントが尾高型だから、ちょっと池袋を思い出してしまう。「ブクロちょうだい」。
写真は先月末に行ったいちご狩り遠足。前の幼稚園で参加する最後の行事でした。
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