写真はKがキネティックサンドの上で描いた自分の顔。初自画像。

1年前くらいに始めて、細々続けていたが最近やめたことがある。タオバオで商品を仕入れて日本のAmazonで売る、という仕事のアルバイトである。といっても条件に合うモノを探してデータにまとめる作業だけなので、小売店や消費者、商品と直接係りはない仕事。

友人があなたに向いてそうと、そういう仕事があるのを教えてもらいそれならちょっとやってみようかと軽い気持ちで求人を探し、結果として1年続いた。一時期は作業にかかる時間ともらえる報酬のバランスが整ってきたのでこのまま続けても良いかなあという気持ちになったのだけど、昨年晩秋頃からその状況が変わり、空き時間の過ごし方としては相応しいと思えなくなった。それでちょうど1年を期にやめることにした。

ジャンル問わず様々な商品をタオバオとamazonで見なくてはいけないから、普段自分が買わないようなものを見て回るのはなかなか面白かった。本当にいろんなものがある。それと服飾品に関して言えば、街中を歩いていて中国の人が身に着けているもの（ノーブランド品）を「あ！あれネットで見たことある」と分かる頻度が非常に増えた。

1年だけの浅い経験、将来何の役にもたちゃしないだろう。だけど、上海の交差点で、知らないおばちゃんが派手柄のスパッツを履いているのを見て、ふふ、あれ見たことある、ふふ、7元くらい、ふふ、と思う瞬間はなかなか楽しいものである。いやらしい？