こちらで買った中国の絵本の中に、紙工作ができるものがある。点線に沿って切り離し、糊付けしていくと乗り物ばかりできる本。Kが自分で作るにはまだ難しいのだけど、私やSさんがKにリクエストされ時々作ってやっている。紙の車ばかりもう7，8個は作っただろうか。以下、これにまつわる今夜の出来事を書く。

夜、風呂に入る前、Kがこの本を持ち出してSさんにパトカーを作ってほしいとお願いしていた。Sさんは良い子でちっちゃんとお風呂に入れたらその間に作ってあげるよ～と答え、私とKは風呂へ。Kが先に上がり、Sさんがキャッチ＆風呂上りの世話をしてくれた。そしてSさんはKに出来上がったパトカーを渡したらしいのだけれど、後でその時の様子を面白そうに語った。

風呂上り、Sさんからパトカーを見せてもらったKはいつものように歓声をあげなかったそうだ。で、まじまじともらった紙の車を見て、「この、ぴぽぺじ、なにか・・・足りない気がするね」「なにか足りないような～」と呟き、すでに絵本棚に返されていた工作絵本を持ってきた。パラパラページをめくって、「これでしょー」「これないよー」と指差したのはパトカーの上に付けられるはずのサイレンの部品。Sさんがサイレンをつけるのを忘れていたのだ。

あなたにも足りないような～って言ってるKの姿見せたかった～とSさん。萌えたらしい。

寝かしつけ。3人で川の字になり、Kのお話を聞いた。「むかしむかしあるところに、ちっちゃんとおばあちゃんが砂漠へいきます」。さ、砂漠ですか。

我が家のクリスマスは25日に。12月は出張が多すぎるとむくれていたらSさんが午後半休をとってくれた。ケーキ、食べるよ～～