とある団地に住む主婦のブログです。
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花火大会
2016.09.12 Monday
夏休み中、大きな花火大会には一度だけ行った。7月の終わり、土曜の夜の花火大会。
家族3人で出かける予定が、Sさんの出張が延びてしまって、母子だけで行くかどうか最初は迷っていた。会場までは電車1本で行けるのだけど、こちらの大会、地域では一番有名な花火大会だそうで非常に混雑するらしく、小さな子連れは大変だと聞いていたからだ。
それに、Sさんは花火大会当日の夕方に羽田着予定。久々の帰宅なのに、誰もいない部屋に戻るのもかわいそうな気もした・・・が、前々から花火を観に行くのをとても楽しみにしていたKをがっかりさせるほうが忍びなかったので、結局母子で行くことにした。
Sさん用に「置き夕飯」も兼ねて弁当を作り、Kには普段絶対したがらない昼寝をさせて準備万端、花火の打ち上げ2時間前には会場へ到着して、まったりまったり始まるのを待った。レジャーシートを敷いて、まだ陽が高いうちからの2時間の待ち時間は、予想外にスムーズに過ぎていった。弁当を食べ、新しい食玩で遊び、戦い、凍らせたゼリー飲料でデザート時間。すると、ちょうどよく「うんち~」と言われ、レジャーシートはそのままに、最寄りのトイレへ。
女子トイレ前はすでに長蛇の列。並んでいたら催していたものは引っこんでしまったらしく、おしっこだけならあっちに行っといでと男子便所へ促す。男子側も多少並んでいたが、入り口からなか、私が入れないところでもKはオジサンお兄さんについて並び、無事に用を足して来れたようだ。良かった。
トイレから戻ると自分のレジャーシートの周りの様子が変わっていて驚く。芝生の広場の、できるだけ退却しやすいところ、道路に面しているきわに場所を取ったつもりでいたが、シートがいつの間にか増殖していて道路にまで人がたくさん座り込んでいる。もちろんまだ打ち上げ前の時点である。道路も人でいっぱいになるよとは聞いていたけれど、こりゃあ大変だ。
トイレ早めに行けて良かったね、えらかったねとKと話す。トイレへ行く前だったか、羽田に着いた、自分も体調・気分によっては花火大会に途中参加したいとSさんからメールが来ていた。途中参加するのは良いけど、この人だかりのなかで私たちを見つけられるのか心配だった。位置情報、目印など写真に撮ってできうる限りの情報をSさんにお知らせ。
日が暮れ、花火大会が開演する。打ち上げ場所から少し離れたところからの観覧。広い公園のなかで観るので周りに遮蔽物が何もなく、ひらけた空にポンポン花火が上がる。始まってすぐぐらいに、Sさんから最寄り駅のコインロッカーに荷物を預けられたので今から向かいます、とメールをもらう。とんとん来るんやって!笑えるね!とKと笑う。
空が真っ暗になり、花火が次々に打ちあがっていく頃、急にKが人恋しくなったのか、めちゃくちゃ大きな声で私に甘えだした。ちーいーちゃん、ちっちゃんだーーーいすき、すごーくすき、というのを花火の合間合間でごろごろ抱き付きながら言うものだから、かなり恥ずかしかった。花火と花火のあいだ、暗闇に響く愛の言葉。
周りで私たちと同じようにレジャーシートで花火を観ているお客さんたちが、わりと静かな人たちだったこともあり、Kの甘えた声はよく目立った。いつものようにちっちゃんも大好きだよーと応えるのも恥ずかしいくらいだったので、テンション低く「あーありがとうー」とか「わかったよー」とか小さい声で答える私。Kはたぶん、少し遠いところから見える花火だったので早々に飽きたのだと思う(笑)
開演してから30分経ったぐらいで、Sさんが本当に登場した。暗い中、迷いなく私たちのレジャーシートにたどり着き、小さなシートに3人身を寄せ合い花火の続きを観た。お腹が空いているだろうからと、おやつの残りのチョコレートを食べるか聞いたけど、Sさんは食べなかった。
花火大会の終盤、フィナーレが始まる少し前に、シートを畳んで撤収。「花火大会が始まる前、明るいうちに帰る仕度をしておく」と地元の方に聞いたアドバイス通りに動く。さくさく早歩きで駅前まで行き、電車も座って帰ることができた。
このブレブレの写真は行き道での駅構内の様子。大混雑のなか「覚悟して歩くよ」とKに言い聞かせ、母子で会場へ向かうのもちょっとした冒険をしているようで面白かった。非日常はたのしい。最後にはとんとんにも会えたし、よかったよかった。
それに、Sさんは花火大会当日の夕方に羽田着予定。久々の帰宅なのに、誰もいない部屋に戻るのもかわいそうな気もした・・・が、前々から花火を観に行くのをとても楽しみにしていたKをがっかりさせるほうが忍びなかったので、結局母子で行くことにした。
Sさん用に「置き夕飯」も兼ねて弁当を作り、Kには普段絶対したがらない昼寝をさせて準備万端、花火の打ち上げ2時間前には会場へ到着して、まったりまったり始まるのを待った。レジャーシートを敷いて、まだ陽が高いうちからの2時間の待ち時間は、予想外にスムーズに過ぎていった。弁当を食べ、新しい食玩で遊び、戦い、凍らせたゼリー飲料でデザート時間。すると、ちょうどよく「うんち~」と言われ、レジャーシートはそのままに、最寄りのトイレへ。
女子トイレ前はすでに長蛇の列。並んでいたら催していたものは引っこんでしまったらしく、おしっこだけならあっちに行っといでと男子便所へ促す。男子側も多少並んでいたが、入り口からなか、私が入れないところでもKはオジサンお兄さんについて並び、無事に用を足して来れたようだ。良かった。
トイレから戻ると自分のレジャーシートの周りの様子が変わっていて驚く。芝生の広場の、できるだけ退却しやすいところ、道路に面しているきわに場所を取ったつもりでいたが、シートがいつの間にか増殖していて道路にまで人がたくさん座り込んでいる。もちろんまだ打ち上げ前の時点である。道路も人でいっぱいになるよとは聞いていたけれど、こりゃあ大変だ。
トイレ早めに行けて良かったね、えらかったねとKと話す。トイレへ行く前だったか、羽田に着いた、自分も体調・気分によっては花火大会に途中参加したいとSさんからメールが来ていた。途中参加するのは良いけど、この人だかりのなかで私たちを見つけられるのか心配だった。位置情報、目印など写真に撮ってできうる限りの情報をSさんにお知らせ。
日が暮れ、花火大会が開演する。打ち上げ場所から少し離れたところからの観覧。広い公園のなかで観るので周りに遮蔽物が何もなく、ひらけた空にポンポン花火が上がる。始まってすぐぐらいに、Sさんから最寄り駅のコインロッカーに荷物を預けられたので今から向かいます、とメールをもらう。とんとん来るんやって!笑えるね!とKと笑う。
空が真っ暗になり、花火が次々に打ちあがっていく頃、急にKが人恋しくなったのか、めちゃくちゃ大きな声で私に甘えだした。ちーいーちゃん、ちっちゃんだーーーいすき、すごーくすき、というのを花火の合間合間でごろごろ抱き付きながら言うものだから、かなり恥ずかしかった。花火と花火のあいだ、暗闇に響く愛の言葉。
周りで私たちと同じようにレジャーシートで花火を観ているお客さんたちが、わりと静かな人たちだったこともあり、Kの甘えた声はよく目立った。いつものようにちっちゃんも大好きだよーと応えるのも恥ずかしいくらいだったので、テンション低く「あーありがとうー」とか「わかったよー」とか小さい声で答える私。Kはたぶん、少し遠いところから見える花火だったので早々に飽きたのだと思う(笑)
開演してから30分経ったぐらいで、Sさんが本当に登場した。暗い中、迷いなく私たちのレジャーシートにたどり着き、小さなシートに3人身を寄せ合い花火の続きを観た。お腹が空いているだろうからと、おやつの残りのチョコレートを食べるか聞いたけど、Sさんは食べなかった。
花火大会の終盤、フィナーレが始まる少し前に、シートを畳んで撤収。「花火大会が始まる前、明るいうちに帰る仕度をしておく」と地元の方に聞いたアドバイス通りに動く。さくさく早歩きで駅前まで行き、電車も座って帰ることができた。
このブレブレの写真は行き道での駅構内の様子。大混雑のなか「覚悟して歩くよ」とKに言い聞かせ、母子で会場へ向かうのもちょっとした冒険をしているようで面白かった。非日常はたのしい。最後にはとんとんにも会えたし、よかったよかった。
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