毎朝せっせこ弁当を作っているが、主となるおかず以外はほぼ同じメンツである。ウインナーと卵焼きは必須。そしてほんのわずかな量の、色がついている野菜。

今は年少サイズで弁当箱も小さいし半分以上をおにぎりで占めているけれど、これからどんどん成長していって男の子だからいつか私もインスタグラムで見るような大きな男子弁をKに作る日がくるのだろうか。来るに違いない。ああその時何を入れたらいいんだろう。卵焼きとウインナーでごまかせる日はそう長くない。野菜料理、もっと食べられるようになったら良いなあ・・・

と言いつつ、少しずつではあるが一応食べられる野菜は増えて来た。ごく少量でないと相変わらず食べてはくれないが、例えば今日の弁当にはゴボウが入っている。ピーラーを使ったのでささがきよりもっと薄い、本当に申し訳程度のゴボウが鶏肉に隠れている。

今晩は自宅近くでハロウィンパーティがある。幼稚園は普段通りのようだ。帰宅後、仮装をしてのぞむ。Kは仮面ライダーになりたいそうなので、マントとおめんと武器を持って参加予定である。母の私は何も飾るつもりはなかったが、先日上海の友人の気合の入った仮装（頭にナイフがささり、そのうつくしい顔に口裂け女のような本気のお化けメイクが施されていた）を見て、これは中途半端でも何かしなくてはいけないのではと思い、急ぎネットで「指に釘が刺さって見える血の付いた包帯」を購入。さりげなくあれだけ着けていこう。実に私らしく中途半端である。

Sさんは引き続き恐らく重いと思われる仕事、出張が続いている。朝着替える時など奇声をあげていることがある。とある日は、数日共に仕事をした中国人弁護士が凄腕過ぎて自分に自信をなくしている、とメールがあった。曲がりなりにもホームで仕事している専門職と自分を比べるなんて！・・・お疲れなのだろう。