6月の終わり、家族順番に風邪を引いた。

最初は私。喉がイガイガするなあというところから始まり、夜咳き込んで眠れないくらいに悪くなった。病院へ行って薬をもらう。咳がとても長引くたちなんですと申告したせいか、呼吸器内科の先生から出された薬は6種類もあった。薬嫌いだが数日はおとなしく飲む。・・・が、今度は恐らく副作用のせいだと思うけれど、一日中むかむかする。結局3日ほど飲んで服用をやめてしまった。咳はいまだいぶ良くなっている。

次にKが幼稚園のイベント直前に発熱。そして、きもちがわるいの、と言う。二晩ほど熱が続いたが、3日目の朝にはすっかり元気になった。鼻水も咳も出ず熱だけの風邪であった。聞くところによれば世間では今喉風邪が流行っているらしい。

幼稚園主催のお祭りには無事参加できた。大勢の人がいる場所や、非日常的なイベントなど、Kにとっては天敵のようなものらしく、1学期に体験してきた入園式や授業参観の時同様、心身ガチガチに凝り固まった状態でスタート。いつも仲良くしてくれるお友達や優しい先生たちに声をかけられても無言、眉根を寄せた表情。行く先々、私の手を離そうとしない。普段の園生活においては、先生によればKはとてもお喋りで担任以外の先生や、年上の子ども達と積極的にコミュニケーションをとろうとしているとのこと。イベント時になると真逆で不思議・・・。母がいるからなのか？

それでも数々の夜店（雨天開催で室内、夜でなく昼だったけど）など、イベントにはいろいろと子供たちが楽しめる仕掛けがたくさんあって、少しずつ少しずつKも心解けていったよう。以前から家で披露してくれていた盆踊りも、すごい真顔で恨めしい上目づかい状態だったけど、何とか輪に入って踊っていた。（後日これについては本人から「Kちゃん緊張していたから、ぱんぱんおどりじょうずにおどれなかったの」と突然前置きなく打ち明けられた）

6月が終わり、7月になって今度はSさんが咳き込んでいる。長期休みの前はたいてい仕事が立て込むからその疲労もあるのかもしれない。来週は1週間出張の予定。大丈夫かしら。