とある団地に住む主婦のブログです。
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2024.11.24 Sunday
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黄浦江をジグザグ
2014.09.28 Sunday
この間の日曜日。朝、出張に出かけるSさんをKと二人見送ってから10時に家を出て再び黄浦江方面へ。
バスで准海路を東方面へ走り、中山東二路まで。バス停を降り道路を渡ってすぐに、金陵東路の船着き場がある。日曜の外灘、観光客で賑わっている。
交通カードが使えるがあえて窓口でコイン(トークン)購入し乗船口へ。ちょうど出航前の船があり、すでに乗客で上も下もぎゅうぎゅうの状態だった。この路線はほぼ観光用に動いているのだからしょうがない。次を待ってもどうせいっぱいになるのだけれど、Kに聞くと次の船にすると言うので一本見送ることにした。
待つこと15分か20分くらい。東金線ってこんなに運行間隔開いてたのか。乗船ゲートの前は他人と肩が触れ合うほどに混みあっている。屋根はなくて太陽の日差しが厳しい。しまった、前のに乗っておけばよかった!と思う。Kはゲートの横から川を眺めていた。川の上には死んでお腹を見せている魚や、中身が半分入ったままの大きなボトルのコーラなどあまり美しくないものが多数漂っていた。
ゲートが開き皆が一斉に船上へダッシュする。人が多かったので危険ないようにKを抱いてやりたかったが、腰の安全を最優先して(Sさん出張中にぎっくり腰になったら大変だ)、二人でそのまま走った。船内のデッキへつながる階段も端の方を歩いて上らせる。周りは良い場所を早く確保しようと全体的に殺気立っている感じだったけど、それでも小さい子が一人で歩いていれば配慮してくれて、何とか危ない目にはあわずデッキに出れた。
一本逃してから乗ったことでぎりぎりデッキの端、景色が眺められる場所に立つことができた。右隣は孫連れのおばさん、左隣はたぶん遠いところから来ている謎の方言を話すお坊さん。後ろももちろん人でいっぱいで下船までは振り向くこともためらわれる。上海ナビによると、この路線が「渡し船ビギナーにおすすめ」と書いてあったけど、あまりおすすめできないっす。
東昌路の船着き場に着くと、すぐに窓口で再びトークンを購入。赤いトークンだ!船のマークは同じで色が違うねとKは記念撮影。東金線は往復どちらもひどい混雑だったが、ここから復興東路へ行く路線は日曜でも空いている。観光客は疎らで、西洋人がマウンテンバイクに乗っているくらい。
東復路で、再び浦西側へ。空いていて良いんだけど、Kとしてはイマイチのようであった。というのもデッキから外を眺めるのに余計な船の装飾があって邪魔なんである。
こんな感じ。スポンサーの大きな文字広告が邪魔。この点、前回乗った楊復線はシンプルな船で、デッキからの開放感がすばらしい。復興東路の船着き場でみたびトークンを買い、この日3本目の船に乗る。
東金線と同じ渡し船とは思えないくらい、がら空き、眺めよし。船着き場近辺が観光客にとっては多少不便だから人気がない、知名度も低いのかもしれないけれど、私が今度知人をアテンドするならこれに乗るなあ。
楊家渡に着き、前回と同じ遊歩道まで歩く。ベンチで昼食(一番上の写真)。この日は家でおにぎりを握って来た。鮭おにぎり、Kはこれをいつも「おさけおにぎり」と言う。それから自動販売機でぶどうジュースを買ってKと半分こした。
前回の逆の順番で帰途につく。バスを二駅の区間だけ乗り、商業施設でトイレを借りた後、地下鉄に乗り込む。前と同じように、リビングで並び昼寝をした。心地よい疲れ。今度は橋の下を通る船に乗りたい。
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