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とある団地に住む主婦のブログです。
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黄浦江を渡し船で渡る


平日の母子ショートトリップ。空気、天気が良い朝。身支度をしながらKに、今日は2階建てバスに乗るのと、船が見える公園に行って船に乗るの、どちらがいいかと問う。「船の公園にいきたい」と返ってきたので、数日前からぼんやり頭に描いていたルートを百度地図で確認。


タクシーにしろ、公共交通機関にしろ、目的地までの所要時間はそれほど変わらない。後者は少々歩くことになるが、全行程徒歩2キロくらいまでには抑えられそう。先にKに旅程を説明すると、歩ける大丈夫と言うので地下鉄、バスを乗り継ぎ目的地まで行くことにした。キックボードは邪魔になりそうだったので今日は家に置いていく。

地下鉄にいつもより長い時間乗り、一気に浦東側、商城駅に着く。初めて降りる駅である。そこから少しだけ歩きバス停へ。939のバスに乗車。実はKと二人でバスに乗るのはこれが初めてである。特に理由もなく、この3年間上海市内の移動には地下鉄かタクシーだけを利用してきた。何となく気分があがる。車内はとても空いていて、私たちの他に一人おじいさんが乗っているだけだった。Kは見晴らしのよい前方の席に座った。2つ目の駅で降りる。

降りたバス停から遊歩道へ着くまでの間に、フランス風のパン屋さんを見つける。テラスで西洋人家族がおしゃれげにお茶をしており、Kと吸い寄せられるように店に入った。ショーケースの中にはサンドイッチやクッキー、ケーキ、ハムやソーセージ、チーズなどおいしそうなものがたくさん。Kと相談してエクレアをひとつテイクアウトする。船をみながら食べよう。

杨家渡、渡口へ。黄浦江の両岸を行き来している渡し船の乗船場所である。先日Sさんと来たときは向かって左側の方へ歩いたので、今日は右側を歩いてみる。何があるかな?冒険してみよう、そう言って緑の多い小路を抜けると、目の前には川沿いに長く伸びる遊歩道が現れた。たぶんそのまま北に歩いていけば水族館近くのフェリー乗り場に着くんだろう。

遊歩道にはベンチがあった。日陰になっているところは掃除のおばちゃんとおじちゃんが占拠していたので、私たちは屋根のないところに腰をかける。空が青くて広い。Kとエクレアを半分こして食べた。おいしかったけれど、私には少し甘すぎたかな。Kは最後の一口を残したくせに、またエクレア買いたいな~と言った。Sさんと3人でわけたらちょうどいいかもね。

遊歩道でアリを観察したり、船をみたり、少しだけぶらぶらしてからKに次のルートを説明する。今から船に乗ります。その後、近くに駅がないので地下鉄に乗るなら結構歩かなくちゃいけない。歩くのが嫌ならタクシーに乗っておうちに帰ることもできるがどうするか。Kは歩ける、タクシー乗らない、地下鉄に乗ると言う。昼ご飯前で大丈夫かなと思うが、エクレア食べたし何とかなるかと思う。ダメだったらその時はタクシーつかまえればいいのだ。

杨家渡渡口のチケット売り場でプラスチックのコインを買う。片道2元。船は10分おきに出ていて、ほとんど待つことなく乗船できた。他のお客さんはバイクに乗った人が9割、徒歩の人はわずかだった。観光客はいない。バイクの乗船客たちはフェリー1階で待機し、私たちは階段をあがって誰もいないデッキへ。鏡窓になっているところがあったので二人で写真を撮る(上の写真)。

汽笛がなって出航。スクリューの音を聞き、船が揺れるなかKと盛り上がる。動くよ~動くよ~!しゅっぱつしんこ~う!K船長おもかじいっぱーい!船頭の向きをぐるりと変え、向こう岸まで船が行く。



続く・・・
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