2月、平日の日中はＫと二人でいることが多かったけれども、Ｓさんのいる週末は時々一人行動する時間も持てた。

ある週末、Ｓさんが会社のイベントにＫを連れて行きたいと言い二人で朝から外出する日があった。ちょうど前日にタオバオで購入したカメラレンズのアダプターが届いたばかり。ミラーレスカメラにフルサイズ機のレンズをつけた写真がどんなものなのか試したくてしょうがなかった私は、カメラを斜めがけかばんに突っ込み地下鉄に乗った。

どの駅で降りようかすぐには決められず、適当な路線に乗ったのだけど、結局降りたのはザ上海な観光地である豫園の最寄り駅。子連れで歩くには人が多すぎるこの界隈、一人で歩いた二十歳の頃を思い出しながら散歩するのもいいかなと思った。

豫園は平日の朝でも相変わらずの混雑ぶり。外国人観光客はたまに韓国語が耳にはいるくらいで、他歩いているのは中国人、中華系の人たちばかりだった。雰囲気ある紳士がビデオカメラをまわしていたのでこっそり撮影。



おかしを売っている土産物屋さん。ジェンガみたい。ほしいもの取ったら全部崩れてきそう。



私のかつての大好物、糖葫芦。青島ではよくイチゴのを食べた。飴がぱりっとしておいしい。買おうかすごく迷ったが健康を思い我慢してしまった。あの飴の部分には空気中のいろんな何かがくっ付いているのだ。