風呂上り、歯磨きをなかなかさせてくれないKに「『仕上げはおかあさ～ん』はいつするの？」と聞いたら、人差し指をピッとたてて「いっぷん」と言った。一分待ってくれという意味らしい。時間についてあまり教えたことなかったけど、そういえば私が急いでいるときなど「ちょっと待って、一分だけ待って！」とたびたび言っているような気がする。よく聞いている。

これまた風呂上り、ステンレスのままごと鍋で遊んでいたKが、マグネットがついている野菜のおもちゃを鍋に放り込み「くっついた！」と報告。そうだね、その野菜磁石ついてるからねと私が言うと、ピカーン！とした顔をして、最近廊下の壁に設けた「黒板コーナー」を見た。ああそうそう、黒板は磁石つくからその野菜もつくかもしれないねと言うと、早速大根やら人参やらを持っていき、壁に貼り付けた。

黒板といってもスチールが織り込まれた黒いシート状のものをはりつけたもの。クリスマスに義父母からいただいた磁石のパズルを貼り付けて遊んだり、液体チョークを使ってお絵かきしたりできる。一時帰国中にボーネルンドのキッズランドに行ったとき、そこで頂いた磁石パズルと同じものが壁で遊べるようになっているのを見ていいなと思った。私に絵心があれば、そこにさらっとおしゃれな絵を描くんだけれど、今のところ黒板にはKの描いたぐちゃぐちゃの線ばかり。