とある団地に住む主婦のブログです。
日本のバス待ち風景


時系列的にはめちゃくちゃなのだが、どうしても書いておきたくなった。一時帰国中、印象に残ったあるシーン。


ある日、Kと私と二人でバスに乗り、JRに乗って実家から少し離れたショッピングモールに行く日があった。その日の目的は私の友人に会うこと。モールには子どもが乗れるようなカートが置いてあるしKは絶対にそれに乗りたがるだろうからとベビーカーはなしで外出。

友人との待ち合わせ時間より早めに最寄り駅へ着き、近くの公園で一時間遊ばせ、それから友人と合流して昼食、おやつを食べながら話をする。午後3時前くらいにはお開きにして友人と別れ、我々は来た道と同じようにJRに乗り帰宅の途へ。

帰りのバスはそんなに本数がなく、駅前のロータリーで15分ほど待たねばならなかった。寒さをしのげるような場所は周りにない。しかし真冬にしては暖かい日で、15分くらいなら大丈夫かなと思い、Kにはおやつのグミを少しずつ渡しつつ私はベンチに座ってバスが来るのを待つ。その頃まだ流行りの動物クイズなどをして時間をつぶす。

数分して私が座っているベンチの少し離れた場所に高校生くらいの男の子が座った。学校帰りだろう。Kがその高校生の男の子を凝視する。高校生は手に棒つきアイスを持っており、バス待ちの間それを静かに食べだした。Kはそれをみて、「おにいちゃん何食べてるの?」と言い、高校生がパクつくのに合わせて自分もパクパクする口真似をずっとしていた。Kがままごとの時など、よくやる口真似の音、文字にしにくいけれど「ハフッ、カフッ、ハフッ・・・」みたいな、喉の奥のほうを使って全部子音で出すような音。

静かなバスロータリーで、近くには店もなく、人気もなく、人がいたとしても疎らでバス待ちをするか駅のほうへ去っていくか、そんなとても静かな場所。空は青空、私はベンチに座り、右手に高校生が黙々とアイスを食べ、そんな彼を見ながら左手で息子がハフハフ言っている。Kはかなり大きな声で食べるまねをしていたはずだが(しかも食べている主をじっと見つめていた)、高校生は見なかったふりで(?)粛々とおやつを食べ進めていた。間に挟まれた私は何だかとてもおかしくてニヤニヤしてしまった。

しばらくしてバスが来たので、Kと一番後ろの席に乗る。出発してすぐにKは車内で寝てしまった。15分ほど乗車し、Kをかついでバスを降りた。バス停から家まで抱っこしたまま歩いて帰る。こうなる可能性は予測できたので分かっちゃいたけどベビーカーがないことを恨む。ヒーヒー言いつつ帰宅、無事布団に寝かせる。全然起きない。結構歩いたしKも疲れたのだ。考えてみたら母子だけで日本の公共の乗り物に乗り、遠出するのはこれが初めてだった。

写真は自宅で、わりと最近撮ったもの。Kと年が近い友達が遊びにきた日。カメラを構えている私に迫り来る男子たち。ぶれぶれ。
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