とある団地に住む主婦のブログです。
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母と有馬温泉
2014.02.11 Tuesday
実家滞在中、有馬温泉まで母とKと3人で一泊旅行に行った。行き帰りは父が車で送り迎えしてくれ、楽チン旅行。有馬にはSさんと何度も来たことがあるから、特別見たいところもなく、ただのんびりとすごす。
午後宿に着いた後、温泉街を少しだけぶらつく。Kはおもちゃ博物館でコマの色塗り体験をした。マジックで木片に色を塗っておわる簡単な工作だったけど喜んでいた。母は土産は旅館で買うから良いのと言い、他に何も見ることなく早々に宿に戻り温泉へ。
母と私、Kまでもがそれぞれ浴衣に着替え、旅館館内にあるお風呂へ。Kは浴衣を着ると幼児なのにまるでおじさん、まるで父さん。嫌がるかなと思ったが、皆と同じ服装になれたことはうれしかったらしい。特にスリッパを気に入り、「じゃじゃーん、Kちゃんこのくつ似合う~?」とポーズをとっていた。
宿は大型旅館、温泉が複数ありそれぞれ大きい。受付で現在空いている風呂を教えてもらい、いざ出陣。脱衣所も空いていて難なく脱衣、お風呂へ向かう。こういう場面でKを連れ歩くのはいつも私でなくKさんのしごとなので、少々心配していたが、案外スムーズに温泉を楽しめた。Kは泥のような金泉を怖がることもなかった。湯上り、普段はただの水だと飲みたがらないKは、用意された冷水機から紙コップで何度も水を飲んだ。おみず美味しいねえだって。
風呂からあがって間もなく、早めの夕飯。今回、部屋食にできる宿泊先で、かつ、小さい子どもがいても違和感を感じないようなところ・・・という探し方で選んだ有馬兵衛の向陽閣。関西ではローカルCMでお馴染み過ぎて、食事は正直あまり期待せずに行ったのだけど、意外や味はとても美味しかった。地元名物をこれでもかと押し出したものや、創作なんちゃらフュージョン和食、みたいなものでなく、ごく普通な感じが良かったのかも。
いや、何よりやっぱり部屋食バンザイと思った。Kは普段外食中、自分が食べ終わってしまうと、とたんに席を立ちたがるので(毎度彼の食べ終わりを見越してこちらも食事スピードを調整しなくてはいけない)、外ではいつもゆっくり味わえないんである。それがこの日は、テレビで忍たま乱太郎等々を見ながらおとなしくしてくれていたので、母とコースの最後まで食事を味わうことができました。子連れの旅先でこんなにゆっくり食事できたのは初めてだったかもしれない。ありがとう、部屋食とNHK。
大人布団を二つ並べて母とKと川の字に寝る。翌朝、Kがもぞもぞしていたのは知っていたが、どうも母を私と間違えていたらしい。母にピタッと寄り添ったまま、「ちっちゃん起きて」と母に繰り返していた。起きてから、母がほくほく顔で「Kくん、明け方からずっと間違えてて、手をつないだりなでなでしたり体触ったりしてたわー、得したわ~」と報告してくれた。それはそれは。
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