ちょっとだけSさんのことも書く。土曜日に着ていた服装が、主に上半身を中心にとても残念な感じだった。着るものに関しては私自身が適当なのでかなり寛容なほうだと思うんだけど、だいぶひどかった。

そこで、ここ数年非常に鈍感力が鍛え上げられているSさんのために、そのお心にきちんと響くよう、こてんぱんに批判させて頂いた（ここに書けない程のえげつなさで）。さすがにまずいと思ったのかその日タオバオで相当数の服をまとめ買いし、古くて状態の悪いものは捨てますと宣言していた。

あまりタオバオで同種のものを一気買いしないほうがいいんだけどなあと思いつつ、翌日荷が到着（早い！）。Kと遊んでいた私の前で、Sさんがファッションショーを繰り広げる。あきらかな偽物も数点つかまされていたけれど、全体的にはなかなか良い買い物だったのかもしれない。良かったねと声を掛けると、チェックが通った～とんとん合格した～とバンザイをしていた。

写真は誕生日にもらったバラの残り。最後数本をプリン瓶に挿して、Sさんは出張に行った。誕生日にもって帰って来たときは、歳の数だけ詰めたという箱入りバラだった。非常に中国の花屋さん的アレンジで、もらったその時はうわ～素敵～！という反応をしてあげられなかった。仕事帰りの、たぶん、たまたま会社の近くにあったローカル花屋に寄ったのだろう。バラの鮮度は良いとは言えず、箱のふたを開けたときから一部はもう花の色が変わっていた。そういうのを見てよい反応ができなかったのだけど、出張前に頼んでもいないのに生けなおしてこれで最後だね～と暢気に呟く人を見て、気の毒になった。モノに正直で申し訳なかったなあ。思いやり足らず。