前に書いたのが正月旅行の話。そして今は４月半ば。

年末から３月末にかけて、いろいろとあったなあ。改めて文章にするにはちょっと長すぎるし、自分の心のなかである程度の区切りがついた（ような気がする）ので、詳細は割愛することとする。とにかく言えるのは、一番シンドイときは超えた（ような気がする）ということだ。

週末の休み、Sさんから今週から５月中旬まで一時「単身赴任状態」でなくなることになったと伝えられた。今年以来、平日はほとんど関西または海外に出張していて、帰宅するのは週末だけ（あるいは日曜だけ）となっていたのだけど、そのスケジュールが変わる。確認していないが、あの話し方では５月下旬になればまた関西勤務（席は東京のまま）になるのだろう。

先週の金曜日、「あしたとその次はとんとん休み？」と聞くKに、逆に「Kちゃんは、とんとん帰ってきたら何して遊びたいの？」と聞いてみた。Kはしばらく考えてから「さいしょは、どれだけ重くなったか抱っこしてもらう」と言った。

KはSさんに久しぶりに会うと（たいてい会う時は「久しぶり」なのだ）、「どれだけ重くなったか抱っこしてみて」と言ってSさんのところまで行き、Sさんはおうおう、どれどれとか言いながら１９キロ近くになったKの両脇に手を入れ、赤ちゃんにするように高い高いをしてあげる。

Kの身長は110センチくらいあるし、もう普段抱っこされる場面が殆どないから、Kにとってはそれがとてもうれしいみたい。立ったまま天井近くまで抱っこしてもらうこと、サッカーでスニーカーが真っ白になるくらい遊ぶこと、本気の鬼ごっこなど、私じゃできないことをSさんはしてくれるし、Kもそのことをよく分かっている。私が「明日とんとん帰って来てその次の日は休みだよ」と言うと、毎週末のことであっても「え！？やったー！」と毎回喜ぶ。