とある団地に住む主婦のブログです。
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ラストリゾート
2015.10.27 Tuesday
Sさんがタクシーが入れないような古い路地の中にあるお店へ行こうと言うので週末行ってきた。
日系フリーペーパーに広告が載るくらいだから、古い路地って言ったってどうってことないだろうと思っていたら結構本気で古い路地であった。文庙路のあたり。
小さな店が軒を連ねる通りを歩く。日用品のお店や食堂など、見るからに地元の人たちが普段使いしているようなお店ばかりが続く。目的の店の前10数メートルの歩道には4つくらい犬のうんちが落ちているし、壁によると嫌な匂いが鼻につく。こういうとこは立ち小便をしてるから壁際を歩いちゃダメと私が言うとKがたちしょんべんてなあに?と聞く。
Sさんはよく夜に日本からの出張者を連れて来ているらしい。美味しくて安いのだと。Sさんの舌は最近日本人離れしてるからなあと私がぼやくと、連れて来たことのある出張者は皆おいしいと言うから大丈夫だと言う。
確かにお店の料理はどれもなかなかおいしかった。上海料理を中心に中国のいろいろな地方のメニューが楽しめる感じ。黄魚の青のりフリッターは大変美味であった。Kもよく食べた。
今年初めての上海蟹を雄雌対で食べる。Kといっしょにむしって食べた。前回帰国したときにKが初めて蟹を食べられたので、これはどうかな?と試してみると大丈夫だった。きいろいところがおいしいと、可食部分は本当に少ないけれど(小さな蟹だったし)ちゅうちゅう吸うようにして食べた。私個人的には上海蟹は年に1度でよろしいかんじ。
初めて食べた「菜饭」のお茶漬け版ともいえる「泡菜饭」は良かった。菜っ葉が刻んである上海名物(だよね?)の混ぜご飯はもともと好きなのだけど、それがスープの中に入っている。あっさりしていて、がつんとおかずを食べるならご飯ものはこれくらいがちょうどいい。クッパみたいなやつ。
客層は地元の上海人ばかり、という感じ。普通に座っていてもたばこの煙、お酒のにおいが気になるなど決して上品な店ではないけれど、これはこれで上海では貴重な店なのかもしれない。ローカルレストランでも最近はこぎれいで、おしゃれな店ばかりなんだもの。
食後は小道探検に出ようと、Sさんが気ままに道を選んで突き進むまま私とKもついて行くことにした。迷路のような小道をどんどん進む。頭上には洗濯物があり、無数の電線があり、大きなへちま(たぶん)のつるがテントのようにはっているところなどもあった。
Kはキックボードに乗りながら上をみて、「見てー!あんなところにおパンツがあるよー!なんでー?おかしいよねー!!」と爆笑していた。Sさんが洋服ばかりじゃないよ、ここには何でもあるね、ほらあそこには光ファイバーまで売ってるよ!と言うので見ると、頭上の電線にネット回線の宣伝パネルがついているのであった。
こちらのお宅、洗濯物の手前には鳥かご(もちろん小鳥がいる)が5つもぶら下がっていた。それからすぐそばにはギターが下げてあり、「輸入物ギター売り出し中35元」とマジックで書かれた紙が貼り付けられている。青い屋根には家主が大切にしているであろう植木が幾つか置かれていた。この白い梯子を登って世話をするんだろうな。ここにもあるけれど、ガジュマルの植木が人気なのかこの付近の民家の軒先ではよく見かけた。ガジュマル、幸福を呼ぶ木だったっけ。
それから、写真では見切れていて分からないが、右側手前には藤編みの椅子におじいさんがひとりぼんやりと座っていた。おじいさん、あのギターをどういう理由で売ることにしたんだろう。なかなか物語のありそうな家であった。
他には、大人5人くらいがやいやい言いながら集まって、窓枠を工事している場面、家の前で小さな麻雀卓を囲むおじさんたち、がらんとした小さな精肉店の中で、小学生くらいの男の子が椅子にすわり、熱心に店内にあるテレビを見ている様子など、写真に撮れるものなら撮りたい、ある意味絵になる風景がそこかしこと続いていた。(小心者、そしてそこまで旅人になりきれない自分がいてスマホといえどカメラを向けるのは憚られるのである)
Sさんはこういう道が大好きなようで、この日も「ここは上海のラストリゾートや~」とつぶやいていた。意味がよく分からないけど、よほど好きなんだなと思う。
その後、复兴路を抜け豫園のある上海老街まで歩いた。アイスが食べたいというKにマクドナルドでサンデーを買う。豫園のマクドナルドはなぜかインド人ばかりいた。
その向かい、通りがかった豫園の花文字のお店、店主のおじさんは今も健在で、目が合うと営業モードで声をかけてきた。日本人観光客も、駐在員も減っておじさんもきっと大変なんだろうなあ。
小さな店が軒を連ねる通りを歩く。日用品のお店や食堂など、見るからに地元の人たちが普段使いしているようなお店ばかりが続く。目的の店の前10数メートルの歩道には4つくらい犬のうんちが落ちているし、壁によると嫌な匂いが鼻につく。こういうとこは立ち小便をしてるから壁際を歩いちゃダメと私が言うとKがたちしょんべんてなあに?と聞く。
Sさんはよく夜に日本からの出張者を連れて来ているらしい。美味しくて安いのだと。Sさんの舌は最近日本人離れしてるからなあと私がぼやくと、連れて来たことのある出張者は皆おいしいと言うから大丈夫だと言う。
確かにお店の料理はどれもなかなかおいしかった。上海料理を中心に中国のいろいろな地方のメニューが楽しめる感じ。黄魚の青のりフリッターは大変美味であった。Kもよく食べた。
今年初めての上海蟹を雄雌対で食べる。Kといっしょにむしって食べた。前回帰国したときにKが初めて蟹を食べられたので、これはどうかな?と試してみると大丈夫だった。きいろいところがおいしいと、可食部分は本当に少ないけれど(小さな蟹だったし)ちゅうちゅう吸うようにして食べた。私個人的には上海蟹は年に1度でよろしいかんじ。
初めて食べた「菜饭」のお茶漬け版ともいえる「泡菜饭」は良かった。菜っ葉が刻んである上海名物(だよね?)の混ぜご飯はもともと好きなのだけど、それがスープの中に入っている。あっさりしていて、がつんとおかずを食べるならご飯ものはこれくらいがちょうどいい。クッパみたいなやつ。
客層は地元の上海人ばかり、という感じ。普通に座っていてもたばこの煙、お酒のにおいが気になるなど決して上品な店ではないけれど、これはこれで上海では貴重な店なのかもしれない。ローカルレストランでも最近はこぎれいで、おしゃれな店ばかりなんだもの。
食後は小道探検に出ようと、Sさんが気ままに道を選んで突き進むまま私とKもついて行くことにした。迷路のような小道をどんどん進む。頭上には洗濯物があり、無数の電線があり、大きなへちま(たぶん)のつるがテントのようにはっているところなどもあった。
Kはキックボードに乗りながら上をみて、「見てー!あんなところにおパンツがあるよー!なんでー?おかしいよねー!!」と爆笑していた。Sさんが洋服ばかりじゃないよ、ここには何でもあるね、ほらあそこには光ファイバーまで売ってるよ!と言うので見ると、頭上の電線にネット回線の宣伝パネルがついているのであった。
こちらのお宅、洗濯物の手前には鳥かご(もちろん小鳥がいる)が5つもぶら下がっていた。それからすぐそばにはギターが下げてあり、「輸入物ギター売り出し中35元」とマジックで書かれた紙が貼り付けられている。青い屋根には家主が大切にしているであろう植木が幾つか置かれていた。この白い梯子を登って世話をするんだろうな。ここにもあるけれど、ガジュマルの植木が人気なのかこの付近の民家の軒先ではよく見かけた。ガジュマル、幸福を呼ぶ木だったっけ。
それから、写真では見切れていて分からないが、右側手前には藤編みの椅子におじいさんがひとりぼんやりと座っていた。おじいさん、あのギターをどういう理由で売ることにしたんだろう。なかなか物語のありそうな家であった。
他には、大人5人くらいがやいやい言いながら集まって、窓枠を工事している場面、家の前で小さな麻雀卓を囲むおじさんたち、がらんとした小さな精肉店の中で、小学生くらいの男の子が椅子にすわり、熱心に店内にあるテレビを見ている様子など、写真に撮れるものなら撮りたい、ある意味絵になる風景がそこかしこと続いていた。(小心者、そしてそこまで旅人になりきれない自分がいてスマホといえどカメラを向けるのは憚られるのである)
Sさんはこういう道が大好きなようで、この日も「ここは上海のラストリゾートや~」とつぶやいていた。意味がよく分からないけど、よほど好きなんだなと思う。
その後、复兴路を抜け豫園のある上海老街まで歩いた。アイスが食べたいというKにマクドナルドでサンデーを買う。豫園のマクドナルドはなぜかインド人ばかりいた。
その向かい、通りがかった豫園の花文字のお店、店主のおじさんは今も健在で、目が合うと営業モードで声をかけてきた。日本人観光客も、駐在員も減っておじさんもきっと大変なんだろうなあ。
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