タイトル通り、Kのいやいや期、反抗期の波が再び押し寄せている。

初めての子育て、他のママさんたちとも子育ての情報交換をしているようでしていない、そんな私なので、Kのいやいや期が一般的な子供と比べどれくらい手ごわいか良くわからない。比べる意味ないし・・・と思ってはいるけど、自分が親として日々こんなで良いのかしらんと落ち込むこともある。子供で、短気で、イライラが頂点に立つと非常に冷たい暴言を吐く。良かないよなあ。

そして反抗期と対をなしてやってきた、ラブラブ期。家に『だいすき　ぎゅっぎゅっ』という絵本があり、最近は寝る前に読むのがお気に入り。うさぎの母子が一日を二人で過ごす様子が描かれていて、節目節目で抱き合っている。Kは私がこの本を読んでいる最中、読み終わった後、ちっちゃんぎゅっぎゅしよう～ちっちゃんの抱っこ最高ね～と言いながら何度もしがみついてくる。

一日のうち、たびたび唇を奪われる。これまで「んーまっ！」と言いながらチューするのが恒例だったのが、おそらく幼稚園で学んだのだろう「キス！」と言いながらチューしてくるようになった。

激しいいやいやをして長く泣いたあと、ほんのちょっとしたことで機嫌がころっと変わりニコニコで話を始める。え、今さっきまでヘソまげてたこともう忘れた？！と私は肩すかしをくらったような気持ちになる。私が怒ったことも忘れたかと思いきや、それはちゃんと記憶に残っているようで、数時間経ってから「さっき、ちっちゃん、椅子に座って、けーたい触って、どうしたの？」とか言う。怒った私の言葉に耳を傾けず泣いてばかりのKが気に入らず、私が黙ったままダイニングテーブルでiPhoneをいじり続けた姿のことを言っている。

写真：幼稚園がない日、お昼寝しないとキッパリ言ったKと夕方から出かけ、花屋に行った。Kは黄色い花が良いなあと言ったが、持ちが良さそうな小手毬を買った。今度行くときはKの好きな花を買おう。帰り道、タクシーがつかまらず、駅までかなり遠回りになるが地下鉄で家まで戻った。片手に花を持ち、片手にKの手をひき道を歩くのは楽しかった。

当たり前だけど、うまくいく日も、行かない日もあるな。