朝、登園前の自宅にて。洗面台の前で化粧をしていたらリビングからKの大きな声がきこえた。「出たーっ！！おによめー！！」

何事かと思いリビングに行くとKはテレビで録画していたミュージックステーションを見ており、画面には荻野目洋子が映っていた。

おぎのめ、な！と指摘すると「おによめだよ〜だって鬼みたいだもん、あの途中で踊る人がこう（女子高生が両手を頭に添え、目を見開き頭を小刻みに震わせるポーズ）するのが、鬼みたいにこえぇもん」とK。

多分1年前くらいまでは…いや、東京に越してくる前までは、Kのテレビに対する興味はアニメと特撮ヒーロー一辺倒だったと思うのだが、この1年くらいで自分から見たいという番組の内容が少し変わってきたような気がする。

まずはダンスをする男たちを見たい、というのが一つ。音楽番組は録画したものを（地上波はハードディスクに一週間分録画している）見たがって、三浦大知とか、3代目なんとかさんとかが出てると聞くと（これは私が出てるよーと吹き込むわけですが）、嬉々として見、後々見たい時に見られるように保存を頼まれる。

ちなみに同じダンスでも女子のダンスにはあまり興味がないようである。（見たいと言うのはおによめさんの、女子高生コラボくらい）

ダンスの他には、イッテQや動物が出てくる番組、それとコントや漫才が見られるようなお笑い番組も見るようになってきた。コントを見て微妙にウケるポイントはずれていることもあるんだけど、ひーっひーっと涙が出そうなくらい大笑いしている姿を見ていると、この子成長したなあと思う。

Mステで、Kはアイドルとして出ている手越祐也を初めて見て、あのイッテQのテゴシが歌って踊ってるだなんて！と衝撃を受けていたようだ。

イッテQは小学生にも人気の番組なんだそうですが、KにとってもイッテQに出てくる人たちは親しみがわくみたい。街や電車の中のポスターなどで見かける眉毛が太いキャラクターはKにかかればすべて「これイモトだよ」とされてしまう。

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写真はKと作った正月飾り。鏡餅がどーん。