とある団地に住む主婦のブログです。
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JZ festival
2015.10.19 Monday
年に1度、秋に開催される上海のジャズフェス。去年は私とKが船旅をしている間、Sさんが一人で行った。「そんなに人も多くないし楽しいよ」と言うので今年は3人で行ってみることに。
昼食をとった後に浦東、黄浦江沿いにある万博跡地の公園へ。もうすでに人はたくさんはいっていたけれど、なるほどチケット代がそれなりにするからか人ごみという程でもなく子連れでも余裕な感じ。Kは車が通らない場所に来たと分かったとたん、ピューッっと走り出す。誘拐、置き引き、スリに気をつけていればわりと安全かも。
公園の敷地内には大なり小なり幾つかのステージが組まれていた。道沿いにはフリーマーケット風のハンドメイドの店や、企業が協賛しているお店、展示、飲食店が並んでいる。微信でQRコードを撮ってくれたらケーキあげます、みたいな宣伝を兼ねている感じ。全身金色のミニスカスーツ女性が「ウコンの力」を配っていたかと思うと、サンバ衣装の爆乳女性が道行く人との記念撮影に応じていたり。ジャズとは関係ないところでも結構盛り上がっていた。
公式サイトによると今年は去年までと運営方式を少し変えたそうで、たぶん子どもがよりたのしく過ごせるように遊び場が増えたのもその一つなんだろうと思う。KはさっそくLEGOのワークショップに行くとレゴでできたメカニカルな玩具で遊び、レゴ製UFOキャッチャーでもらった棒付き飴をタバコのように「くゆらせ」ながらBMWのコーナーで運転席に座ったりした。どこもたいてい無料で遊ぶことができ、スタッフは皆優しい。ボランティアの腕章をつけた若い子も多かった。
Kがいちばん気に入って遊んでいた喜羊羊のトランポリンコーナー。そう大きな設備でもないのに、1時間以上は一人でぴょんぴょん跳ねていた。ずっとトランポリンしたいなあと言ってたから念願かなって良かったね。
今日も今日とて独特のにおいを発する黄浦江。私の中では密かにまたも20年近く前の上海に脳内トリップ。行きかう船を眺めながら買ったおしゃれアイスをKと半分こする。川は汚いが今日の空はそこそこきれい。
トランポリンで死ぬほど遊んだあとは、今日の一応目当てにしていた顺子(shunza)の登場を待つ。ステージが遠くに見える場所、林の中にレジャーシートを敷いてKはおやつ。少しスケジュールは遅れていたけれど、17時半過ぎからそのステージは始まった。
顺子は台湾の歌手で、じゅんこではない。Sさんが留学していた頃から現役の歌手をしていたのだからそれなりに長い芸歴があるのだと思う。昔、Sさんが話してくれた彼の旅の話の途中でこの人の名前が出て来たのを覚えている。天津港から出ている船内だったと思うけど、フェリーの女性服務員がべらぼうに歌が上手い人で、船内のカラオケで彼女が歌う顺子の「回家」という歌に聞き惚れたものだという話。後にも先にもあれほど歌のうまい中国人に会ったことがない、とかなんとか。
私自身も青島時代にはよく聞いていた人の初の生歌、ということで楽しみにしていた。少し甘めの歌声は、聞くとおお懐かしい!という気分に。しかし、Sさん同様思ったのは、声が「おばちゃんぽくなった」。10年以上前のアルバムしか聞いていないので、これはまあ当然の話。ちょっと残念だなーとSさん。勝手なものですが仕方あるまい。
顺子が陶喆(こちらも台湾歌手、昔私がとても好きだった)の「飞机场的10:30」を大きくアレンジしながら歌い始めたところで撤収。この歌なら歌詞をみなくてもソラで歌えるな~と小声で歌い、Kと手をぶんぶんふりながら帰り道を歩いた。
西の空はきれいな夕焼け。Kが三日月を見つけ、歩いても歩いてもついてくるので大仰に驚いていた。
公園の敷地内には大なり小なり幾つかのステージが組まれていた。道沿いにはフリーマーケット風のハンドメイドの店や、企業が協賛しているお店、展示、飲食店が並んでいる。微信でQRコードを撮ってくれたらケーキあげます、みたいな宣伝を兼ねている感じ。全身金色のミニスカスーツ女性が「ウコンの力」を配っていたかと思うと、サンバ衣装の爆乳女性が道行く人との記念撮影に応じていたり。ジャズとは関係ないところでも結構盛り上がっていた。
公式サイトによると今年は去年までと運営方式を少し変えたそうで、たぶん子どもがよりたのしく過ごせるように遊び場が増えたのもその一つなんだろうと思う。KはさっそくLEGOのワークショップに行くとレゴでできたメカニカルな玩具で遊び、レゴ製UFOキャッチャーでもらった棒付き飴をタバコのように「くゆらせ」ながらBMWのコーナーで運転席に座ったりした。どこもたいてい無料で遊ぶことができ、スタッフは皆優しい。ボランティアの腕章をつけた若い子も多かった。
Kがいちばん気に入って遊んでいた喜羊羊のトランポリンコーナー。そう大きな設備でもないのに、1時間以上は一人でぴょんぴょん跳ねていた。ずっとトランポリンしたいなあと言ってたから念願かなって良かったね。
今日も今日とて独特のにおいを発する黄浦江。私の中では密かにまたも20年近く前の上海に脳内トリップ。行きかう船を眺めながら買ったおしゃれアイスをKと半分こする。川は汚いが今日の空はそこそこきれい。
トランポリンで死ぬほど遊んだあとは、今日の一応目当てにしていた顺子(shunza)の登場を待つ。ステージが遠くに見える場所、林の中にレジャーシートを敷いてKはおやつ。少しスケジュールは遅れていたけれど、17時半過ぎからそのステージは始まった。
顺子は台湾の歌手で、じゅんこではない。Sさんが留学していた頃から現役の歌手をしていたのだからそれなりに長い芸歴があるのだと思う。昔、Sさんが話してくれた彼の旅の話の途中でこの人の名前が出て来たのを覚えている。天津港から出ている船内だったと思うけど、フェリーの女性服務員がべらぼうに歌が上手い人で、船内のカラオケで彼女が歌う顺子の「回家」という歌に聞き惚れたものだという話。後にも先にもあれほど歌のうまい中国人に会ったことがない、とかなんとか。
私自身も青島時代にはよく聞いていた人の初の生歌、ということで楽しみにしていた。少し甘めの歌声は、聞くとおお懐かしい!という気分に。しかし、Sさん同様思ったのは、声が「おばちゃんぽくなった」。10年以上前のアルバムしか聞いていないので、これはまあ当然の話。ちょっと残念だなーとSさん。勝手なものですが仕方あるまい。
顺子が陶喆(こちらも台湾歌手、昔私がとても好きだった)の「飞机场的10:30」を大きくアレンジしながら歌い始めたところで撤収。この歌なら歌詞をみなくてもソラで歌えるな~と小声で歌い、Kと手をぶんぶんふりながら帰り道を歩いた。
西の空はきれいな夕焼け。Kが三日月を見つけ、歩いても歩いてもついてくるので大仰に驚いていた。
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