とある団地に住む主婦のブログです。
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8時タイマー
2015.04.20 Monday
新しい幼稚園入園から半月が経った。
これまでと違い昼寝がなくなったり、登園日が週3日から週5日連続となったり、Kにとっては大きな生活の変化だったと思う。睡眠不足にならないようにと、なるべく早い時間に夕飯をセットして、20時にはベッドへ入れるよう協力。2週間がたち、私とSさんが驚くほど起床就寝のリズムが整った。平日であれ休日であれ、20時過ぎにはスッと眠るし、朝7時前後にはわりあい機嫌よく起きることができる。
明日は幼稚園ある?という台詞は転園する前からお馴染みの質問。あるよと答えれば、これまでは「Kちゃん幼稚園行きたくないの。ねるところが怖いの」と毎回お決まりのように言っていた。それが今では「じゃああ、Kちゃんが幼稚園行ってるあいだに、ちっちゃんはイチゴ買ってきといてね!」と言ったり、「Kちゃんがおうち帰ってくるときに、スケートボード(キックボードの意味)と、ストライダー両方持ってきてね!」と放課後の過ごし方に注文を付けたりする。明るい。
それに、園でどんなことをしたのか、どんなことが起きたのか毎日いろいろと話をしてくれ、聞いていてとても楽しい。転園については、親の勝手な想像で子供の力を決めつけ可能性を狭める結果にならないだろうか、なんて迷ったものだけど、今の様子を見ていると、Kの素直な訴えを聞き流さず事を決めることができて本当に良かったと思う。
少し前に、SさんがKを連れてスイミング教室に見学に行った。プールが大好きなKだから、スイミングに通うのも良いかもしれないねとSさんと前々から話していたのだ。見学中、Kは自分もプールに入りたいとずっと言っていたそうだが、Sさんが先日、いざ体験レッスンに行こうと誘った際、Kは「それってー、Kちゃん自由に泳いでいいの?」と言った。
自由に・・・との言葉に一瞬面食らったSさん。「自由にする時間もあると思うよ。だいたい先生がいろいろ楽しく教えてくれるんだよ。お友達もいっぱいできるよ」と答えたが、Kのほうはもう行く気はないようだった。「自由じゃないならKちゃん行きたくないの。とんとんも一緒にプールはいる?」、「いや、とんとんは入らないけど、すぐそばでKちゃんが泳いでるのを見ててあげるよ」、「じゃあいかない」。Kは自由を愛する3歳児。
金曜日の風呂上り、SさんがKの耳そうじをした。Sさんに頼まれてKの耳のあたりを明るく照らすように私が懐中電灯を持つ。Kは私が耳そうじしてあげようかと言うと嫌がるくせに、Sさんが誘うと素直に横になる。もっと小さい頃から外の風呂に行くたびに綿棒で掃除をしていたそうだから、安心なのかもしれない。
痛くしないでよねと最初は少し怖がっていたKも、耳を触られている間に心地よくなったらしい。右耳の掃除が終わって左側を向いてもらおうとしたら、いつの間にか眠っていることに気付く。Sさんと顔を合わせて時計をみると20時ちょうど。「8時タイマー発動やな」。この日は結局歯磨きをさせることはできず、SさんがKを抱いてベッドに連れていき寝かせてしまった。
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