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とある団地に住む主婦のブログです。
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思い立って麗江4


迷路のような古城内を歩き、Sさんが目をつけていた「ここまで出れば何かしら食べ物屋は見つかる」という広場、四方街に出る。Sさんはバックパッカーだった学生時代、麗江にも一度だけ来たことがあり、私よりはこの街に詳しい。

四方街のとあるレストランに腰を落ち着けた。韓国人が経営にかかわっているのだろうか、看板にはハングルが見られた。屋根はあるが窓のない、半分オープン席のようになっているテーブルでメニューを見る。時刻は16時。昼飯とも夕飯ともつかない時間だがお腹が空いているのでしっかり食べることにする。

私とSさんはナシ族の辛いビーフンスープ、猪肉素菜米线汤。Kはボロネーゼパスタ。それにフライドポテトを注文する。そう、ここは地場料理だけでなく、カフェメニューもあるのだ。麗江に来てもレストラン口コミサイト「大衆点評」が役立つ。子連れでも行けそうな店がわりあい簡単に見つけられた。

レストランの奥にはライブステージがあり、ブルーの照明がかかって怪しげな雰囲気であった。密室でもないのに、肌にひんやりエアコンの直風があたる感触がある。服務員を呼び、テーブル真上のエアコンを指して寒いからスイッチを切ってほしい旨伝えると、エアコンはつけていないとの返答。なんと。太陽の光が射していない場所ではこんなにも差があるのか。古城内を歩いている時はむしろ暑いくらいだと感じたのに。店内は氷室のようなそんなひんやり感。辛いスープが体を温めてくれた。

16時半過ぎ、日没までまだ少し時間がある。Kもまだ歩けそうだ。地図を確認しながら、オールドタウン内で一番高所になっている文昌宮まで散策することにした。上着を持っていないから18時半に太陽が沈み切る前にはホテルに戻りたい。うん、何とかいけそうな感じ。

麗江古城は全体の西側あたりがちょっとした丘になっている。文昌宮に続く石畳の道はなかなかの登り坂である。



路の脇にはカフェ、土産物屋、レストラン。店舗はまあどこもだいたい似たような感じ。Kも文句言わず歩いた。高地対策に時々チョコレートを手渡すのだが、それが結構嬉しいらしい。延々おやつタイムが続くわけであまり良いことではないが、まあ特例である。

土産物屋を抜け、文昌宮の手前、獅子山景観台に着く。



麗江古城を見下ろす。Kは忍者の家みたいだねーと並んでいる屋根を評価。文昌宮はここからさらに高い位置にあり、急な階段を長く登らねばいけなかった。「きいてない、こんなのきいてないよ」と文句を言いつつ階段を上がる。初日は無理しないって言ってたじゃないか~

Kはさすがに階段を上るのを嫌がった。高地順応するまでは、とSさんがKを担いで上がることに。一人やったらまだいいけど、抱っこしながらはあかん、と途中休憩しつつ文昌宮までの階段をのぼる。やはり気のせいではなく、空気が薄い。文昌宮の棟のいちばん上にたどり着く頃には呼気がぜーぜーしてしまった。普段運動していないし余計である。





玉龍雪山が向こうに見える。写真右手がオールドタウン、そこを出て北側方向に新市街地が見える。



文昌宮の天井。龍がいた。麗江旅行では「龍」という単語を何度も口にした。Kにとってもその響きは特別なもののように感じていたと思う。アニメやヒーロードラマに出てくるものとは一味違うリアルドラゴン。
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