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とある団地に住む主婦のブログです。
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ところでジャンアーイー

ジャンアーイーのところにお孫さんが生まれて1年と少し。男の子はまもなく1歳4か月になるそうだ。


端午節の前くらいに一度その子を連れてうちに遊びに来てくれたけど、その後はあまり連絡もなく、たまに微信でやりとりをするくらいであった。

最近のやりとりで分かった衝撃の事実。今ジャンアーイーは平日月曜から金曜夜までずっと通しでお孫さんを自宅で預かっているらしい。金曜の夜にベビーの父母、つまりジャンアーイーの娘と娘婿が迎えに来て、土日休みの週休二日なのよーとのことだった。

えっ?それってつまり平日の寝かしつけもジャンさんが一人でやってるの?と聞いたら、その通りだそうで、彼女の自宅に新たに設置されたというベビーベッドの写真を見せてくれた。白いベビーベッド、上からつるされた乙女な感じのレースのテント、を前に可愛い女の子のような男の子の写真が写っている。ちなみに着ているのはKのお古のグリーンのトレーナー。

ジャンアーイーの娘さんが最近タオバオでネットショップを開店させたというのは微信のタイムラインで知っていたけれど(タイムラインには店のおすすめ商品がジャンさんIDでたくさん流れていて少々鬱陶しい)、そこまで育児を人に頼っているとは知らなかった。

上海で、というか中国で、育児を祖父母や親せきに頼り、働き盛りの父母は外で働くというのはそんなにも珍しいことではないのだろうけれど、やはり身近にそういう例を知ると何とも、価値観、どういうところに幸せを感じるかというのは国や文化が違うとずいぶんと違うものだなあとびっくりさせられる。ジャンアーイーの娘さんは結婚式の時にもお会いしたけれど、結構な「ボンボン」に嫁いだので、経済的な理由でたくさん働かなくてはいけないというわけではない。

お金の面で問題がないのなら、住み込みのアーイーや、あるいは日中は幼稚園や託児所に預けて(上海ならたくさん受け入れ施設はあると思う)働くという選択肢もあったはずだが、そうしないのは他人は信用ならないからだろうか。それとも、日中働いた後に、夕方から夜に子供の世話をするのはやはり大変だからやりたくない、というシンプルな発想から親を頼ったのだろうか。

私の認識が正しいかどうかはさておき、なんか本当に中国人って行動にうつるまでの思考がシンプルだなーと感じた一件であった。そういえば昔バイトしていた大阪の四川料理屋に、夫婦で中国から来ている四川人コックが働いていて、彼らの3歳の子供は本国四川省の田舎にある親戚の家で預かってもらっていると言っていた。ビザの関係で、期間限定で日本で働いていたからそうしたのだろうけれど、それにしても年に1回旧正月のときにしか両親が実の子に会えないというのは寂しいものだなあと思った。

基本的に中国の人は日本の人よりも家族を大事にし(少なくとも表面化する部分では)、その縁がとても濃いような印象を持っているけれど、「自分がいかに人生で成功するか」への興味は何よりも大切にしている気がする。

それにしても、ジャンアーイーすごい、やはりスーパーアーイーである。
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