先日、洗濯物の中にSさんのももひきがあってびっくりした。もう履いてるの？

Sさんはよく風邪をひく。今週に入ってその風邪をこじらせ、今日は会社も休んだ。でも今夜、もう明日には大丈夫そうかも、と言っていたので大丈夫なのだろう。

夜になると寝室がずいぶんと冷えるようになった。そろそろオイルヒーターの出番かなと思うが、今年はKも掛け布団の中にすっこむことを覚えたので、まだ暖房なしでいけそうだ。ところで、「すっこむ」というのはSさんに教えてもらった言葉で、布団の中に体をいれるという意味なんだけど、どこの方言なのだろう。彼が言うまで聞いたことがなかった。

Kに今年初めてハラマキを履かせた。パジャマのズボンの上から白と青のしましまのハラマキ。「マキってへんななーまえ！」とKは最初に言い、ハラマキを履いた後は「こーんなプリンセスの服みたいのKちゃん似合わないよーー！」と鏡に自分の姿を映し笑っていた。腹巻きが姫系のアイテムだったとは母意外。

風呂に入るとき、バスルームの小窓をカビ対策でずっと開けていたのだけれど、それも閉めなければ湯が冷めてしまう季節になった。小さなバスタブだから熱めのお湯をためても、換気したままだとすぐぬるくなってしまう。それで窓を閉め、Kと風呂に入る。風呂上り、バスタブから出てタオルで体を拭いていたら、Kが湯気で曇った小窓を見て「ちっちゃん！猫の跡があるよ」と言った。窓は曇った後、ところどころ水の重みに耐えかねて線をひくように模様を描いていた。3本の縦線。K曰く、「あれはねえ、あやしい猫がやってきてギャーってひっかいたんだよ！犯人はあやしい猫だよ！」。

もう一つ、風呂場での話。バスタブの湯を抜き、シャワーを止め、さああがろうかという時のこと。Kがバスタブの蛇口からポタッポタッと水が落ちるのを見て（この場合「聞いて」かな）、「うんちの音みたーい！！！」と爆笑していた。確かにKちゃん、うんちするときこんな音だもんねー。

子どもの感覚はたのしい。

写真：レストランごっこ。去年末に作った箱レジは現役、ステンレスのワゴンもSさんが一人暮らし時代から、まだまだ現役。Kが作るバナナパスタは100万元（時々20元）。