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とある団地に住む主婦のブログです。
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船旅記録


10月14日火曜日、快晴。大気汚染レベルは問題なし。Sさんの出勤を見送ってから、Kと予約済のタクシーへ乗り込む。朝8時半、渋滞を見込み早めの出発。


上海港国際クルーズターミナルへは予想の半分の時間で着いた。ここに来るのは2000年以来だが、外観がすっかり様変わりしている。以前はそっけないターミナルだったように記憶しているが、今は少なくとも見かけは国際フェリーターミナルと呼ばれて相応しい立派な建物になっていた。入口から進み荷物の安全検査を終え、職員に「散客?」と尋ねられそうだと答えるとカウンターに行くよう促された。・・・ということは団体客が他にいるのか。日本の地方へ働きに行く研修生の団体かな?と思う。

Kと共にカウンターへ。チケット代はネットバンキングを使ってすでに日本の円口座へ振り込み済み、ここでは乗船券を受け取るのみ。今回は為替の関係で、人民元で支払うより日本円で払うほうが5千円近く安かった。サーチャージ分が浮くくらい。カウンターにいる男性に、今日の乗船客は多いかと聞くと、「还可以(まあいいほう)」と返って来た。こりゃ少なくはないな・・・

乗船手続開始まで30分以上あったので、Kと遊びながらターミナル内を見まわす。ざっとみて80人くらいの中国人団体客がいた。中年~老年の人々、昔フェリーでよく一緒になった研修生ではない、観光客のようだ。船内うるさくなるだろうな~、風呂が面倒なことになりそうだな~と思うがこれもご縁。全体的に、乗船客の平均年齢は高めのようだった。若い人は日本人女性のバックパッカーが一人いるくらい。子どもはKが一人だけ。

団体客がゲートに並び、手続きが始まったのが分かった。我々も列の一番後ろに、ゆっくり目の動きで並ぶ。どうせ待たされるのだ、のんびりいこう。いつものようにイミグレでKを抱き上げ、パスポート写真と本人の顔を見てもらう。向かいには珍しく柔和な表情の中国人女性職員が。パスポートには首がまだ座っていない頃に写真館で撮ったKの将軍様みたいな写真、思わず「孩子长大了」と私が呟くと笑ってくれた。珍しい。

にぎやかな団体客と共にバスに乗り、着岸している蘇州号そばのタラップへ。目の前には長くて急な階段!!想定外、どうするヘルニア母ちゃん!13キロのキャリーバッグと13キロ強の息子、息子は足があるからいいけど、とにかく一度には無理だわと見上げる。旅行客はそれぞれ重そうなスーツケースを自分で持って階段を上って行く。自分の番になって、Kに「手は繋いであげられないからゆっくり上って」と諭していると、ささっと船員のお兄ちゃんが下りてきて私のキャリーバッグを持ち上げてくれた。荷物は私が持つから子どもを見てあげて、と言われる。助かった!

というわけでヘルニア母ちゃん、3歳児といよいよ乗船です。続く。
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