少し前の話。9月に初孫がうまれたジャン・アーイーから連絡があり、3ヶ月ぶりに我が家で再会。前々からＫのお古の洋服をもらってもらう約束をしていたのだ。

ピンクのウールコートを羽織って現れたアーイーは、ヘアスタイルが昔懐かしい感じのソバージュになっていた。お土産にＫのお菓子と、デンマーク産のお菓子（丸い缶に入ったおなじみのやつ）をもってきてくれた。コーヒーをいれるよと言うと、この後人と会う約束がありすぐにおいとまするからかまわずに、とのこと。私は私でアーイー用にシュークリームなぞを用意していたのだけれど、結局何も出さず。

短い滞在時間で、アーイーは初孫誕生の出産話や、その後の娘さん一家のあれこれ（もちろん姑の悪口を含む）、最近いった日系美容院の話など（ソバージュは480元だそうだ）、相変わらずの嵐のようなトークを披露してくれた。出産は難産だったようで、産後数日は娘さんと赤ちゃんは対面できなかったそうだ。今はすっかり元気になってと見せてくれた男の赤ちゃんは丸々に太っていて、おとうさんにそっくりだった。

久しぶりにアーイーと対面したＫはひたすらムスッとしていて、声を掛けられても反応なし。反応なしというか、完全無視？二人の写真を撮ろうとしたアーイーを全力で嫌がってしまい、アーイーに申し訳ないくらいだった。Kの人見知りは、これに始まったことではないけれど、日本人より中国人の大人に対していちばん酷いような気がする。なんなんだ・・・

着れなくなった服と、小物類を一気に引き取ってくれ、Ｋのクローゼットがすっきりした。今着ている90サイズの冬服も、来年の冬にはもう着れないんだろうなあ。