上海を発って7日目、沖縄で何をしたかもう覚えていない。そりゃそうだ、11月も間もなく終わるのだもの。昼前には上海へ先に戻るSさんと別れ、義両親といっしょに関空行きの飛行機に乗った。Kは離陸直前までサツマイモのパンをかじっていたが、飛行機が上を向いたとたん魔法がかかったみたいに膝の上で寝てしまった。なんてラクチンなフライト！

関空には両親が迎えに来てくれており、そこから1週間、上海に再び戻るまで実家にお世話になった。この期間、会った人は友人がふたり、他に義理の妹と実の妹、姪、おいに会う。あまりスケジュールを詰めたりしないで、とにかくゆっくりしてみた。毎日公園へ出かけ、スーパーやコンビニに出かけ、ドラッグストア、本屋をのぞく。

前回の帰省と違って、上海に戻ってもタオバオを使えば日本製のものも贅沢を言わなければたいていのは手に入れることができると分かっていたので、日本で何かを必死で買い込むということもなかった。そんなわけで買い足したのは色が好きで1年前から使っているスリランカ製のプレイスマットと、絵本と自分の本を何冊か、それにちょっと良い目の乾物など。

お気に入りのプレイスマット、引っ越したら（10月末に引越したのです）新しいダイニングテーブルに似合わなくなってしまった、がーん！黒いガラステーブルなのです。それはショックなことではあったけれど、新居は施設面でも環境面でも快適で、このところ非常に心が落ち着いている感じがします。KもSさんもジャン・アーイーも元気です。落ち着きすぎて久しぶりに長編小説など読みふけっていたからブログを忘れていました。またたぶん書くと思います。よろしく。